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カテゴリ:国内旅行
だいぶ遅れ気味になったが、春に奈良に行った時の旅行記の連載を開始しよう。奈良まで行く方法は、いくつかあるが、このときは、京都駅から近鉄電車でいくことにした。JR京都駅と同じ敷地内にある、近鉄京都駅から、橿原神宮行きの急行に乗り込む。近鉄電車は特急もあるのだが、別途高い特急料金を取られるので、できるだけ特急は使わない。
○近鉄電車(近鉄京都駅にて) 本日の最初の目的地は、奈良「西大寺」である。真言律宗の総本山だ。名前から想像できるように、本来は、「東大寺」とペアになるべき寺だ。平安時代以降衰退したようだが、それでも多くの国宝や重文クラスの寺宝を有している。大きな抹茶茶碗で、お茶を回し飲みする大茶盛の行事でも知られている。創建は、765年(天平神護元)。称徳天皇の勅願により建てられた寺である。ちなみに、岡山市にも西大寺(観音院)という寺があり、天下の奇祭「会陽」(裸祭り)で有名であるがこれは余談。 電車を降りたのは、近鉄大和西大寺駅。この駅は4方向に、線路が延びて、関西の主要な観光地へ行くための拠点となっている。西大寺は、ここから歩いてほんの数分である。 ○近鉄大和西大寺駅 ○西大寺入口 境内には、本堂、四王堂、聚宝館、愛染堂などの建物があるが、ちょっとびっくりしたのは、建物ごとに拝観料を取るのである。これは、ちょっとかなわないと思いながら、折角来たのだからと、本堂だけ入ってみた。ここに収められている仏像は、本尊の釈迦如来像をはじめ、文殊菩薩像、弥勒菩薩像など。最初の2つは、重要文化財に指定されている。本堂自身も重要文化財だ。 ○西大寺本堂 (続く) ●奈良西大寺のHPはこちら ●岡山西大寺(観音院)のHPはこちら ○応援クリックお願いします。 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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