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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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September 29, 2008
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 やっと「ハリー・ポッターと死の秘宝」(J.K.ローリング/松岡佑子:静山社)を読んだ。なにぶん分厚いのと値段が高いので、しばらくは様子見をしていたが、やはり、最終巻は気になる。手元に図書カードがあったこともあり、近所の書店で、とうとう買ってきた。しかし、上下2巻は、なんともボリュームがある。とりあえず、上巻だけ読んでレビューを書くことにした。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (J.K.ローリング/松岡佑子 :静山社)



 前作の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の最後で、スネイプの裏切りにより、不死鳥の騎士団は、大きな打撃を受けるが、今回は、ヴォルデモートたちの攻勢がますます激しくなる。なんと、魔法省が乗っ取られ、権力を手にした死喰い人たちは、マグル狩りを始めるのだ。先般、当ブログの貴賓館「本の宇宙(そら)」で、ナチスドイツの興亡を描いた「第三帝国の興亡」を紹介したが、このあたりは、まるで当時のナチスドイツを連想する。もしかすると少しは、意識しているのかもしれない。

 ハリー、ロン、ハーマイオニーの三人は、ヴォルデモートの追跡を逃れながら、ヴォルデモートの予備の魂を封じた分霊箱を探して破壊する旅に出る。

 しかし、上巻が終わった時点では、分霊箱は、まだまだ残っているし、本当にあと1冊で話が完結するのか?かなり、話を急展開させて強引に終わらせないと完結は難しいような気がするが、まさか、ハリーたちがやられて、終わりだというようなことにはならないだろうな。

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(追伸)
 本日からまた所用により不在のため、コメント等へのお返事は木曜日の夜以降になります。更新もメールによる暫定更新となります。






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Last updated  September 29, 2008 07:10:16 AM
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