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カテゴリ:国内旅行
京都国立博物館を横目で眺めながらまず訪れたのが、真言宗智山派の総本山である「智積院」である。山号は五百佛山(いおぶさん)、寺号は根来寺(ねごろじ)だが、たぶん普通の人は、「智積院」という名前しか知らないだろう。 元々は和歌山県の根来山大伝法院の塔頭だったが、豊臣秀吉と対立し、一度は消滅したが、関ヶ原の戦いの後に、徳川家康の援助を得て、今の地に再興されたものである。この時、智積院の寺地として与えられたのが、秀吉を祀った豊国神社の付属寺院の土地だったという。神様に祀られた後も、身ぐるみをはがされていく。歴史の敗者は悲惨なものである。 ○智積院 ![]() この智積院は、長谷川等伯・久蔵父子による大書院障壁画など、国宝や重文の宝庫である。また、庭園も「利休好みの庭」と伝えられる、素晴らしい。座って庭を眺めていると、いつまでも見あきることが無い。 ○智積院庭園 ![]() (続く) ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ![]() ![]() ○「京都国立博物館 京都そぞろ歩き4」の記事はこちら 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら 風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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