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カテゴリ:日々の読書(学術・教養)
本書、「信長のおもてなし」(江後迪子:吉川弘文館)は、食文化という面から中世を見ていこうというものだ。食生活が現在のように豊かになったのは、近現代になってからだと漠然と思ってたが、本書によると驚くべきことに、室町時代には既に現代の日本の食生活の基盤ができていたという。そして、室町時代のころから織田、豊臣に至るまでの中世の食生活を様々な記録から実証していく。むろん、中世においてこのようなものを食べることができたのは、一部の上流層だけだっただろうが。それでも、そのレパートリーの多さには感心する。⇒続き お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 3, 2013 08:35:26 AM
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