|
カテゴリ:日々の読書(学術・教養)
本書を読んでまず思ったのは、太田川にも色々顔があるんだなあということ。源流は中国山地にあるので、太田川は、広島市だけを流れている訳ではなく、季節だけでなく場所にもよって風景が変わるのである。季節を合わせて、本書に掲載されている場所を訪れてみるのもいいと思う。 ひとつ勉強になったのはアマゴのこと。同じ種類だが、一生を渓流魚として過ごすのがアマゴ、海に下る降海型の者をサツキマスというのだと思っていたが、実は海の代わりに湖に下る降湖型のサツキマスというのもいるらしい。例えばダム湖などでは、そこから容易に海に出られない。だから湖を終着点にするようになったのだろう。考えてみると生命の不思議さを感じる。 ☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 4, 2024 10:57:24 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日々の読書(学術・教養)] カテゴリの最新記事
|