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カテゴリ:愛国心
私の学生時代、早稲田のキャンパスにはチベット太郎さんというニックネームのちょっと変わった大学院生がいました。
もう二十年も前のこと。私がチベットに関心を持ったきっかけでもあります。 それから酒井信彦先生の話を聞いたり、ぺマ・ギャルポさんを招いて十五号館の大教室で講演会を開催したこともあります。 そして高田牧舎の向かいには、チベット関連の書籍やグッズを扱うお店が長い間営業していました。(ご記憶の卒業生もいることでしょう) もちろん在学生だけではなく市民団体の人たちも多かったことと予想されますが、多くの人が結集した事は実に感慨深いものがあります。 (しかし、門のないこと宣伝文句にうたう早稲田大学が、蛇腹条のゲートを閉ざしてチベット支援者を封じ込めたことは残念です。結局キャンパスにチベット側を閉じ込めて、中国人留学生を大隈講堂近くに入れたようにネット上の写真では見えますが。) (以下夕刊フジ転載) “早大騒然”胡主席講演で学生ら数百人が抗議活動 (夕刊フジ) 来日中の胡錦濤中国国家主席が講演を予定している東京・新宿区の早稲田大大隈講堂で8日午後、チベット国旗を掲げた学生ら数百人が「中国はチベットを弾圧するな」などと訴え、激しい抗議活動を行った。一部では乱闘騒ぎになり、警察官に取り押さえられる日本人も出るなど「早稲田の杜」は騒然となった。 午後3時20分からの講演を前に、正午頃から早稲田大学正門前には学生やOBが集まり始めた。12時40分過ぎには10台の機動隊の車両が正門と講堂の間に横付けされ、敷地に入れなかった学生以外の団体は排除される形になり、警官隊とにらみ合いになった。 集団は「フリーチベット」を連呼し、警察が「危ないですから旗を降ろしてください」と呼びかけると、支援者らはさらに「雪山獅子旗」を高々と掲げて反応した。中国の国旗を持った30人ほどの中国人留学生らが現れると、「赤い旗は帰れ」「君たちは中国に行ったことがあるのか」と怒鳴り合う場面もあった。 OGの会社経営、尾津直美さん(35)は「私たちは事前に学生課に申請して抗議活動をしている。メガホンを使うと授業のじゃまになるのでといわれて、肉声で『フリーチベット』を叫びに来た。それなのに警察側が拡声器で『下がってください』と言って授業のじゃまをしている。早稲田出身者として許せない」と憤っていた。 支援団体の女性(74)は「早稲田の学生のみなさんにチベットの状況を勉強してほしいと思ってきただけです。講堂も通らせてもらえないなんてどうなってるんでしょう」と憤っていた。 第二文学部に所属する25歳の男子学生は「ネットで自分の学校に胡錦濤が来ることを知って普段はあまり来ないが来てみた。今日はチベットで抗議してるけど、中国の人権全体に疑問を持っている。表現の自由があるはずの大学で排除されるなんておかしい」と話した。 [ 2008年5月8日16時46分 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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