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2019.02.04
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カテゴリ:学習方法
「木を見て森を見ず」 という言葉があるが、
 試験においては、この言葉は大きな意味を持っている。
 目先の問題に追われ、答案全体の仕上がりに目がいかない。
 全体のバランスを見ようとせず、一つ一つを丁寧に考えようとする。
 結局時間切れになり、掴むべき得点のベースを逃してしまう。

 こういう失敗をしたことはないだろうか。

 試験の判定は〇の蓄積によって有利に動く。
 だから一つ一つの問い(木)を大事にすることには意味がある。
 しかし勝負というものは、個々の緻密さではなく、
 最終的には全体の仕上がり、いわゆる答案(森)の精度によって決まっていく。

 目先の問いに呑まれてはいけない。
 術中にはまり、流れを見失う前に、まず全体を把握する。 
 冷静に全体を俯瞰する習慣を身につけることだ。

 俯瞰することに慣れてくると、
 森の部分ごとの粗密や、手を加えるべき位置が見えてくる。
 時間と照らし合わせ、森をどう仕上げていくかという視点が生まれてくる。

 入試は 「木」 ではなく 「森」 の出来栄えで決まる。
 配点を頭に入れ、作業の比重をどこにどう置くべきかを、
 常に捉えながら答案を埋めていかなくてはならない。

 森をしっかり観察しよう。

 そして手順のキレを研こう。

 全体バランスは、遠巻きに眺めない限り分からないものだ。

・・・・・・・

 細かいものに気を回しすぎて全体を見失う。
 これは受験の準備勉強にも言えることだ。
 入試は5教科500点満点で何点取れるかを争う。
 英語の理科の特定のジャンル(問い)を気にして時間を割く前に、
 まず全体の総合力がどうなのかを把握しよう。
 特定のジャンルの強化をするのなら、
 その全体力を知った上でのエネルギー配分でなければいけない。
 一次関数にこだわりすぎて数学の取れるべき問いを落とした。
 物理の計算ばかり練習してきたが出題されず、簡単な小問を半分間違えた。
 「木を見て森を見ず」というのは、
 細かい部分の正解にこだわりすぎて総合点が取れない状態だ。
 目的は「森」にあることを忘れてはいけない。





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最終更新日  2019.02.05 10:31:15
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