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カテゴリ:お出かけ
皆さまこんばんは MSです。 先日の突然の霰に続く花粉の大量飛散で 家の車が大変なことになりました。 紺色に黄緑色のマーブル模様 誠に迷惑ながら しばらく車体についた花粉を撒き散らしながら 運転していましたが 昨日漸く洗車をしてさっぱり この春はコンスタントに洗車をしなくては 先々月のお話ですが… 上野の東京都美術館で開催されている 『新印象派展 ~光と色のドラマ~』に行ってきました。 19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した スーラ、シニャック、ピサロなどの 点描画家達の作品が展示されています。 そうそう、あの気の遠くなるような 点々だけで描かれている絵画です。 *1 ジョルジュ・スーラ ポール=アン=ベッサンの外港、満潮 『色彩理論と光学の研究を参照し 目に見える色を分割して規則的に並べる技法』 ………。 キャンパスの上にそのまま色を置いて 鑑賞する側の視覚の中で理想的に混ざって見えるようにした ということのようです。 *2 カミーユ・ピサロ エラニーの農家 実際ゲーテの書いた「色彩論」の本も展示してありました。 木が描かれている部分を近寄って見ると 緑だけではなく様々な色が使われています。 中には正反対の補色まで...。 これが離れて見ると 葉の一枚一枚が光を受けているように見えるから不思議です。 *3 ポール・シニャック サン=トロペの松林 きっと画家達は少し描いては離れて見て また少し描いて離れて見て...を繰り返したのでしょう。 (建築家でもあったミケランジェロは除くとして) だと思ってきました。 でも… 計算し尽くされたこの点描画を描いた 画家達はもはや完璧な理系人だったのかもしれません。
「ゴブラン織りは言ってみれば点描画だわね」 そんなこんなで次回 GWに開催予定のゴブラン織り展示会 に向けて スーラとシニャックのクッションを発注しました ESが得意の英語で発注メールをタカタカ打っていたよ *1~3 新印象派展チラシより 今日の一枚です。 クッション 「A Sunday on La Grande Jatte 」 by ジョルジュ・スーラ 今回残念ながら「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は 展示されていませんでしたが かなりの点数の習作が展示されていました。 早く届かないかなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.13 19:55:14
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