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カテゴリ:院長の「物語り」
昨日は東京。わたしの本を刷ってもらっている「本郷の版元」から、ある座談会の司会兼インタビュアーをやりなさいという緊急指令が出たための出張です。 座談会のメンバーは、精神科医のカスガ先生、プロフェッショナリズム研究班班長で「医師アタマ」研究家のビトー先生、わたくしめの3名であります。日ごろから、カスガ先生の書かれたものを愛読している旨を、版元の編集者たちに吹聴していたため、このようなミッションを与えられたみたい。 そんなわけで、今回の座談会のテーマは、<「治らない」時代に、医師として生き抜くには>。カスガ先生の新刊発売とリンクした企画なんですが、「中腰で待つ」、「気合いで治す」、「医師としての運の強さを担保にする」、「謙虚な確信犯、自覚ある鈍感さ」、「ミもフタもないことを患者に言わないために」など、タフな「おとなの援助者」になるための心得を、おふたりから聞き出すことができました。短時間の座談会ながら、同席の編集者が、「これで一冊あたらしい本がつくりたい」と唸る、濃い内容になったのは、カスガ先生、ビトー先生のきわだった個性のおかげであります。 この5月に新社屋がめでたく完成して、同じ本郷でも東大のお隣から、春日通りに面した「真砂坂上」に引っ越した版元。唖然としちゃうほど、立派なビルに生まれ変わっておりました。まさか、わたしの本の売り上げが貢献したのか?(← まぁ、ドアノブ1個分ぐらいか。) さて、春日通りでカスガ先生、ビトー先生と過ごした午後の清談は、「週刊・胃臥苦界新聞」10月22日号に掲載予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.28 21:34:23
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