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カテゴリ:「臨床家」研究
スドー先生のセッションのタイトルにある、「SpPin」(スピン)とは? 「特異度(Specificity)の高い所見が陽性(Positive)の場合、その疾患の診断(Rule in)に役立つ」という意味で、McGee先生の名著「Evidence based physical diagnosis」を読んでるひとならば、おなじみのタームですね。 「SpPin」な所見の一例 (市立堺病院総合診療科HPより引用) 上の写真と絵のごとく、耳たぶに水平に走る溝を見つけたら、陽性尤度比(ゆうどひ)2.3のエビデンスで、「心臓の冠動脈疾患を有する可能性あり」なんだって。 自慢じゃありませんが、内科医を20年以上やってきて、患者さんの耳たぶに横線があるかないかなんて、意識して観察したことなんてなかった! まさに、「ひよどり」を見逃していたわけです。 これからは、診察室のなかで、「耳たぶ」や「指先」なんかを、しげしげと見たり、触っちゃったりするかもしれませんが 、他意はありませんので、よろしくご協力くださいね。 45歳のオジさんも、医学部の学生さんたちの仲間に入って、ドキドキ、ワクワクしながら学べるのは、「カメイ道場」ならではのこと。スドー先生、カメイ先生、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.07 22:45:17
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