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カテゴリ:院長の「物語り」
銀座で宴会をしてきました。夜の銀座で宴会なんて、およそ20年ぶりです。築地の病院でレジデントをしていた20代のころ、酔いつぶれたナースをかかえて、銀座通りやみゆき通りを右往左往していた、あのバブル時代の賑わいが記憶の底からよみがえる・・・ さて、今回のパーティーは、PIPCセミナーのファシリテーターであるIDEE先生が、アメリカ内科学会(ACP)日本支部より、その教育・啓蒙活動を評価されて、本年度の"Volunteerism Award"という賞を授与されたことをお祝いする、PIPCメーリングリストのオフ会=懇親会なのであります。 4月12日(土)、内科学会総会にリンクして、東京国際フォーラムで開催されたACP日本支部のミーティングのなかで、IDEE先生の表彰式が行われました。支部長の黒川清先生からは、「内科医がうつなどの精神疾患を扱えるようになることは、とても大事なことなので、これからもどんどんやってください」というお言葉がありました。IDEE先生、おめでとうございます! わたしがデジカメで撮影した、表彰式の動画をYouTubeにアップしてありますので、ご覧ください。 表彰式も無事終わり、有楽町の東京国際フォーラムからほど近い、銀座のブラッスリーに移動。ACP会員以外のメンバーも合流し、宴会がはじまりました。 今回のパーティーのハイライトは、PIPCの活動に興味を持たれてご参加くださったマッシー先生の公演(マッシー先生は、ご自分のレクチャーを「講演」ではなく「公演」と呼んでいらっしゃいます)が実現したことです。(ただの飲み会で終わらないのが、PIPCのスゴイところ!) マッシー先生が近ごろ研究されている「医者やめたい病」の病理について、「ストレスコーピングによる医師のキャリアパス危機管理」というタイトルでお話いただきました。 医師が持っている「認知の歪み」について、「高額な自動思考のセット販売」、「向上心という 名の恐喝犯」、「コントロール願望から距離を置く」などの 魅力的なフレーズを使って、明解かつ鋭く説明する内容の公演を拝聴し、自らの意識や行動について新たな気づきが生まれました。 気合いのがこもった熱いプレゼンテーションを初めて体験した参加者たちは、圧倒されながらも衝撃と感動をおぼえていた様子。 われらがIDEE先生とのクロストークも炸裂し、大いに盛りあがりました。 サプライズ余興として、Drかりゆしによるブルース・リーさながらの「ヌンチャク演武」の披露もあり、銀座の夜は更けていくのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.20 20:19:23
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