カテゴリ:タイミュージック
ところでみなさん。カラバオって知ってますか?
こんな人たちなんだけど・・・もちろんタイ人でー・・・、曲はなんっていうのかなぁ。フォークとロックのあいのこ?歌詞はわりと社会に対する歌、らしい。これが50歳くらいの人たちなんだけど、タイのガテン系仕事の人たちに大人気なんだわ。 数年前タイ人の知人に「えっ?タイに行くの?カラバオ買ってきて!」→不法就労者のため帰れない人・・・ 3年前、同じくタイ料理屋で働く人に「え?タイ行くの?カラバオの一番新しいの買ってきて!」 ・・・タイカントリーっていうタイ料理屋さんのメンちゃんにいたってはカラバオだーいすき。お店の小物、お店のユニフォームまでカラバオ仕様にしているほど。 カラバオ仕様って言うのは彼らがモチーフにしている水牛(なぜかフィリピンの言葉で水牛っていうのがカラバオなんだって)のことなんだけど。 ←コレ カラバオのボーカルがカラバオデーンっていう栄養ドリンクの宣伝に出ているのはタイでは有名なことで(っていうかカラバオデーンの会社はカラバオの人の会社らしい)、タイにはポスターがぺたぺた貼ってございますの。 なんでこんな話をしてるかっていうと、このカラバオさんにまつわる爆笑のタクシーに乗ったことをふと思い出したから あれは5年ほど前の訪タイ時。確かホテルからホテルの移動時だった気がする。拾ったタクシーにはな、なんと、どかーんとカラバオマーク(水牛の)が貼ってあった。うひょー。グリーンとイエローのツートン!個人タクシーってことはかなりのカラバオファンかな? 「クン チョープ カラバオ(あなた、カラバオ、好き)」(←当時は今よりかなりタイ語が駄目だった)というと、運ちゃんはびっくりして目をむき出して振り返った。 「カップ!(はい)」・・・ 「ディチャン、チョープ、カラバオ(わたし、カラバオ、好き)」 本当はそこまで好きじゃないんだけど、とほほーんとした声に社会派と言われる歌詞が似合わないカラバオの歌は結構なごむんだよなー。多分タイの人は和まないけど。 あとノリでそう言っちゃった。 運ちゃん、信号で止まったとき、ごどごそとダッシュボードをあさっている。ん?何? 手に何かを持って振り返った瞬間、こいつすげーって思った。なんとカラバオマーク入りの白いTシャツに、カラバオデーン1本。 彼なりにいかに自分がファンなのか主張したらしい。 「あんたなんの曲が好きなんだ?」 運ちゃん少しむきになって英語で聞いてきた。・・・えー?あたしカラバオデーンのコマーシャルで流れている曲とチャーンビールのコマーシャルで流れてる曲しか知らんのよ。あ、メイドインタイランドっていう曲があったなあ。それでいいか。 「メイドインタイランド・・・。」 運ちゃん、目を丸くして「あれは最高じゃー!」と叫び唄い始めた。ひょーーーーーーー。 しかもカラバオのカセットかけ始め、大声で歌っているーーーーー。 降りるときにはすっかり洗脳され、今はなきZENのCD屋で「すみません、カラバオのアルバムください」と、赤いジャケットのCDを買ってしまっていた。ちなみに・・・あんまり面白くないアルバムだった。 このネタも右のフリーページにアップするけど、不意に赤いジャケットのアルバムが出てきて書いてしまった。ああ、強烈な体験だった。 面白かったらこのボタン、押してみてください。なんかランキングがあがるみたい(まだ解っていない・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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