カテゴリ:ライブレポ・タイミュージシャン
...それはクリスマスイブ。
タイの東大チュラロンコン大学卒のタイ人お嬢とその大学の語学学校に通うことになったなっちゃんを引き合わせて、3人でイサーン料理に舌鼓をうっている時に起こった。 なっちゃんの携帯電話にきたメール。…お仕事が超多忙なAkkoさんは「行かない」と言っていたシラチャーのEBOLAのライブに行くか悩みはじめたという。 シラチャーはバンコクから片道2時間。仕事が終わってから行くのはすごく辛いだろうし、明日だってお仕事のAkkoさん。それでも行きたい、というのだから本当にEBOLAの音が好きなんだなあと、驚く。 そして数時間後には「行く!」に変わっていた。 うおーーー!あたしも行きますよぉー! その1時間数十分後には、ルンピニー駅に集結していたなっちゃん、えぼこちゃん、あたし。ほぼ定刻にAkkoさんの車が横付けに。 あたしは過去6度もこすったりぶつかったりした筋金入りのクラッシャーペーパードライバー。車の運転ができる人は大尊敬だ。しかもここ、バンコクのドライバーは、背筋に寒いものを感じるほど乱暴で、ウインカーを横は入りしながら出すなんて普通。しかも割り込まれてもみんな驚かないって言う、東京の免許じゃ死んでも無理そうな世界なの。そこをさっそうと運転する彼女はほんっとにかっこいいのです。 車の中ではEBOLA、BIG ASSをはじめ、BODYSLAMといったタイのミュージシャン話に花が咲きます。そしてみんな花のように笑う。なんともかわいらしいです。 思ったより早く、シラチャーに到着。1時間45分くらいだったかな? 駐車場で佇んでいると、EBOLAの皆さんも到着。あたし以外の3人はEBOLAの皆さんとは仲が良いので、EBOLAのベースさんとドラムさんが挨拶にきました。 うわーーー、腰が低いー、しかも親切ー。 ドラムさんなんか「いつもは3人なのに見ない人がいるなあ」という感じで、あたしにワイしながら「さわっでぃーかっぷ」と微笑んでくれましたよ。たしか前回のパタヤのライブのときも、見ず知らずのあたしに、あなたはそうしてくれましたね。 やさしー人だああ。ビバ、タイ人。 このへんも日本は「こういう音出す人は恐そうな人じゃなきゃ」っていう感じで、ポスターも写真も、イメージ戦略もものすんごい恐い感じで撮影するんだけど(実際迫力があって近寄りがたい人も多い)この人たちにはそんなものありませぬ。ベースの人なんて、巨大で迫力ありにかまえればどうとでもなりそうなのに、巨大なキューピーちゃんみたいにかわいいんですよー。癒されます。 勇気を出して写真を撮ってもらう・・・の巻 会場に入ると、シラチャーの若者が溢れかえっています。中にはワーカーの制服のままのみに来た人なんかもいていいローカル具合。 さすがにクリスマスシーズンなので、スタッフもサンタ帽なんかかぶっちゃってかわいいですねえー。 「あ、メーリークリスマス!」ってなっちゃんが乾杯の音頭をとるまで、しばらく忘れてたけど、今日はもろ、クリスマスイブでした。あはははは。 クリスマスソング一切なし、シャンパンも、ローストチキンもないけれど、こうやってタイに住んでいる素敵なお友達と、かっこいい音楽を聴けることに何よりの喜びを感じるよ。 あっ、しゃぼん玉まで舞っています。今日はEBOLAのライブなのにファンシーな演出ですね。でもクリスマスにEBOLAを呼ぶ心意気がいいじゃないっすか。 来年の今頃はなにしてることやら(突風)。 胸をすくようなドラムと、ボーカルの「WE AER EBOLA----!」という叫び声ではじまったステージ。前のほうでかぶりつきで見ているグループものりのりで唄っています。 この手のバンドは音を愉しむもの。歌は歌えないよね。日本でも歌、歌うっていう対象じゃなかったよなあ。でもタイ人歌ってる! いきなり出だしからかっちょいいぞー、と叫びながら後半に続く タイに住んでいる女子3人はパワフルだなあと思った人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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