ご隠居暮しへの道

もどかしくてならない。望めば叶うから（ホントウに？）
そうすれば、繰り返し程度の事はやり遂げるだろうと…傲慢なワタシは知っているから（どうせイヤになるよ）

ああ…ワタシはもう若くはないわ…そして問題なのは墓に入るには、まだ順番じゃあないってことよ
（マダ…みたいね）

結局、いつも選ぶのはワタシらしいこと…だから、そう…ワタシはいつも誰かのソレを黙って見ているだけ
（…マダマダ、みたいよ）

薄々察して、誰もが手を伸ばしやしない…そんなものを欲しがって、順番が来るのをお利口さんにして待ってる
（マダマダ、ダメだってさ）

『ねぇ、チャンスには後ろ髪はないのよ』でも、正しいのは、どちらかしら。どちらなのかしらね
ワタシがいつもの笑みを見せず、ダンマリ返し…ふざけてみせなかったから居心地悪かった？

ワタシの人生は“ギャンブル”…山師根性で生きられなければ、『ウチとソトに引き裂かれる』…ウチとソト…
何があろうとなかろうと、どちらの基準で、何を選ぼうとも『普通の人間には耐えきれぬ』人生らしいんだけど
…でもね、ワタシにはそれで当然、それが普通だったのよ