堀江貴文、村上世彰に続いて、
話題をさらっている日銀総裁の福井俊彦さん。
その手腕は世界的に評価が高いものの、
我々国民には印象が悪いのも事実。
総括すると、【俊彦】という名前は、とても男らしく
すぐれた才知を持っています。
また、高く栄えるために自分に厳しく接します。
ですが彼の場合、長所である男らしさが逆転して
女性的になっています。これは課題を克服できずに
本来の長所が反対に働いているよい例です。
では実際に、名前の意味を漢字辞書で調べます。
---------【俊】-------------------------------------
意味)すぐれる。すぐれている。才知のすぐれている人。「英俊」
大きい。高い。きびしい。また、きびしくする。「俊法」
解字)形声。人+○(俊の右側)。音符の○は、出などに通じ、
でるの意味。ぬきんでた人の意味を表す。
----------【彦】------------------------------------
意味)才徳のすぐれた男子。男子の美称。ひこ。
日子の意。⇔姫(日女)。
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*参考文献:大修館書店「漢語林」
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【俊彦】の場合、
頭の文字: 【俊】は内面性と短所(課題)
後の文字: 【彦】は外面性と長所
を示しています。
デュアルマップで表すと下図のようになります。
まず内面性である【俊】は、「すぐれる」、「大きい」とあるので、
すぐれたい! 大きくなりたい! という思いと、それを阻止
する上からの圧力によって、心の葛藤が生まれます。
また、「きびしい」、「きびしくする」とあるので、自分や他人に
厳しくなろうとします。でもこれは、「きびしい」という意味が
短所なのでなく、自分や他人に厳しくなれないことが短所
であり、克服していくことで【俊】が長所へと変化します。
次に外面性である【彦】は、「才徳のすぐれた男子」、「男子の
美称」とあるので、男性的で才徳にすぐれています。これが
彼の長所です。
福井氏は、日銀総裁です。これは短所を見事に克服し、
長所が活かされた証です。つまり、内面の「すぐれたい」、
「高くなりたい」という思いに忠実になり、厳しい道であっても
進んで来たのです。
ですが、今の彼は男らしいと言えるでしょうか……?
彼の長所は男らしい面です。法的にはたとえ問題なかったとしても、
あのような事態となれば、男らしくきっぱり辞任して、一からやり直す
べきなのではないでしょうか?
あの態度は、ある意味女性的です。
うだうだと理由をつけながら、今の地位にしがみついています。
(*語弊があるかも知れませんが、男性が女性的である陰に偏ると、
力を発揮できなくなります。逆に女性は、男性的である陽に偏ると、
力を浪費してしまいます)
その理由を分析すると、
短所を克服して日銀総裁にまで登り詰めたものの、
その思いが消え、つまり今の地位に満足して、
上を目指すことを止めてしまったのです。
実際、ノーパンしゃぶしゃぶ問題など、自分に厳しく
なれていません。
すると、本来長所である【彦】が短所に変わります。
つまり、男性と反対の女性的に変わってしまったのです。
(*女性は、女性的なことが長所であり、男性は、男性的で
あることが長所です。つまり女性が男性的になればそれは
短所で、男性が女性的になれば同じように短所になります。
一般に第一線で活躍する女性は、男性的とも言われますが、
本当に活躍している女性は、女性の長所を活かしている
方々のみです)
今彼は、何とか今まで築いてきた地位を奪われまいと必死ですが、
内面の思いである【俊】の「すぐれる」、「大きい」などを取り戻す
ためには、【彦】の長所である男らしさを出して、地位への愛着を
きっぱり断ち切らなければなりません。
もともと長所として、才徳に優れているので、
自分のためにも、そして日本のためにも
賢い決断をしていただけたらと思います。
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