井泉拝みで巡拝された惣慶のガー@宜野座村惣慶「シタドゥミガー/ワタンジガー/カータガー」
(シタドゥミガー/シタズミガー)沖縄本島北部の「宜野座村/ぎのざそん」に「惣慶/そけい集落」があります。惣慶公民館の北側に「シタドゥミガー/シタズミガー」があり1945年頃まで集落の飲み水として利用されていました。旧暦9月9日の「カーウ拝み」には門中や各家庭で餅・酒・花米・ヒジュルウコー(火を付けない線香)を供えて水への感謝を込めて拝しています。また公民館の南西側には「ワタンジガー/渡地河」があり現在も水が湧き出ています。さらに公民館の南東側にある「カータ原遺跡群」には「カータガー/川田河」があります。沖縄貝塚時代中期(縄文時代晩期)の石斧やグスク時代の土器が発掘されている事から、かつての「惣慶」にはカータガー周辺に古い集落があったと考えられています。「惣慶」の地頭であった「惣慶忠義/1686-1749年」が次の歌を詠んだと伝わっています。『川田河の松の枝もちの美らさ 惣慶若者の並の美らさ 近く見りば伊計離、浜、平安座 遠く見りば 勝連与那城 波風静か うえばるじょうから 波うち立ててくる景色や どっと よへんでえびる』(シタドゥミガー/シタズミガー)(シタドゥミガー/シタズミガーのウコール)(シタドゥミガー/シタズミガーのヒジュルウコー)(シタドゥミガー/シタズミガー)(ワタンジガー/渡地河)(ワタンジガー/渡地河)(ワタンジガー/渡地河の湧水)(ワタンジガー/渡地河のウコール)(ワタンジガー/渡地河)(カータガー/川田河)(カータガー/川田河)(カータガー/川田河)(カータガー/川田河のウコール)(カータガー/川田河)