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カテゴリ:宜野座村
(惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) 沖縄本島北部の「宜野座村/ぎのざそん」に「惣慶/そけい集落」があります。この集落の東西北の入り口には「イシガントウ/石敢當」と呼ばれる石灰岩の村獅子が安置されています。かつて、人々に不幸をもたらす災い(悪霊や火災など)は集落の入り口から来ると信じられてきました。「イシガントウ」は集落に入ろうとする災いを跳ね返す「ヒーゲーシ」のために置かれたと伝えられています。この東西北の「イシガントウ」では明治44年まで旧暦9月5日に「シマカンカー」という年中行事が行われていました。「シマカンカー」は悪霊が集落へ侵入する事を防ぐ目的で催されり祭祀で、かつて集落にあったウシナー(闘牛場)で牛または豚を潰し、その肉を煮て東西北3箇所の「イシガントウ」に供えました。供えた肉は集落の人々に分け与えられ、子供達には「一口食/チュクチクェー」と言って一口づつ配っていたそうです。その後「惣慶集落」では暫く「シマカンカー」が途絶えていましたが、1985年に復活し現在も集落の大切な年中行事として継承されています。 (惣慶のイシガントウ/石獅子/東側 : 安倍崎の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/東側 : 安倍崎の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/東側 : 安倍崎の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/東側 : 安倍崎の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/東側 : 安倍崎の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/西側 : 恩納岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/西側 : 恩納岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/西側 : 恩納岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/西側 : 恩納岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/西側 : 恩納岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) (惣慶のイシガントウ/石獅子/北側 : 久志岳の返し) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.09 16:30:03
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