関西弁のNZ人 ~Wanaka~
ワナカではちょっとおもしろいことが・・・1日目の夜、タカカで会った日本人の子と宿で偶然再会し、ちょうどラウンジで色々おしゃべりしよう、と思っていた時、、、一人の男性が近づいてきた。この人、思いっきり酔っ払っていて、顔は赤いし、息は酒くさいし、その上、日本語をべらべらしゃべっている!!そして、紙に書かれた英語を日本語に訳してほしいと言う。聞いてみると、地元の人で、日本人の向けのゴルフのツアー会社をやっている人。でも、近々、奥さんに子供が生まれるので、しばらくの間、営業を停止したいので、それをツアーのWebサイトに載せたいという。いつもは、日本の会社に翻訳してもらっているのだが、明日の朝までに急に載せることになった為、今その日本語訳が必要で、たぶんこの宿は日本人もたくさん来るので、訳してくれる人をここで探していたようだ。(その間に飲みすぎた???)事情はわかったし、その文章も短いちょっとしたメッセージだったので、訳すのは簡単だったけど、とにかく、その人が酔っ払っていて、普通に話ができない。その訳をどうやって、更新させるのかとか、誰に送ればいいのかとか。こっちが英語でしゃべっても、変な日本語をベラベラしゃべって(しかも関西弁!)話が通じない。でも、色々聞いてみると、どこまで冗談でどれがほんとかよくわからないけど、5,6年、日本に住んでいたことがあるらしくて、スノボーを教えたり、スカッシュのコーチをやっていたという。仏教を1年勉強していたとかで、漢字もいくつか書けて読めるのでびっくり。でも、笑っちゃいけないけど、中途半端な日本語しゃべる(しかも日常の何気ない表現とかたくさん知っていたりすると)外国人って、ほんとおかしい!結局、すったもんだで、その場でPCに、私が日本語をうって、WEBを更新している会社へメールを送った。(酔っ払ってるので、わけわからないメール3,4回送ってたけど・・・)終わった時は夜の12時。私も友達も、なんだかヘトヘトでした。。。でも、お礼に朝食をごちそうしてくれるということで、次の朝、また同じ場所で待ち合わせた。次の日、現れたその人は、もちろんシラフ。何が違うって、昨日はベラベラと変な関西弁でしゃべりまくっていた日本語が、今日は全然出てこず、普通のNZ人になっている(笑)友達も、「酔っ払った時の方が英語がスラスラ出てくる」と言っていたけど、ほんとにそうなんだなあと思った。酔うと、理性も羞恥心もなくなるからなんでしょうね。確かに私もそうかもしれない。考えないで話すから。変な出会いだったけど、実際その人はとても良い人で、貧乏旅行ではありえない、カフェでの朝食、なんかにありつけたし、奥さんも紹介してもらって、ほんと、おもしろい出会いでした。。。