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2021.11.15
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カテゴリ:映画・ドラマ
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​若い頃からオレは日本のテレビドラママニアだったので
あまり​洋画​は好みではなかった。
だがオレが中高生の頃、若者の心を捉えた映画といえば

「未知との遭遇」(77・米」「インディージョーンズ」(81~・米)
「E.T.」(82・米)とか圧倒的にハリウッド映画。さすがのオレも
「インディージョーンズ」は観に行った(他の2作品は未だ観てない)。

​何でもアメリカが凄かった時代である。​

特にエンタメ業界は米国から大いなる影響を受けていたと思う。
ドラマにも​米国映画​を真似たものが結構あるし
音楽も洋楽のカバーも売れるし、パクってた曲も多かった。

しかしオレはアンチ・アメリカなヤツだった。
向田邦子さんや山田太一さんの作品があれば十分だった。
だから別にアカデミー賞作品だから観に行く…という行動は取らなかった。

追い打ちをかけたのは「インディージョーンズ」の4作目(08)。
滝から船ごと滑り落ちたら、ふつー

​死にます。​

その奇想天外すぎる作品作りに辟易としたワタシ。
ますますハリウッド映画からは遠ざかっていた。
そして時代は配信の時代を迎える。そこで改めて気づいたのだ。​​

​アカデミー受賞作、ほとんど観とらんわ。​

そこで今さらだが、配信で観賞する作品を選ぶ際に
アカデミー賞も一つの基準にすることにした。
そんな中の何作かをご紹介しよう。

まずは「普通の人々」(80・米)。ロバート・レッドフォード監督作品。
原題は「Ordinary People」。直訳すると「庶民」。邦題にはならんわね。
だから「普通の人々」って、捻りは無いけど、気になるタイトルだ。

普通の人々 Ordinary People : 映画!That' s Entertainment

当時の米国で良く見られた上流中産家庭で起きた家族の断絶がテーマ。
それまでの米国映画はこのような白人系の上流家庭を理想的に描いていたが
この「普通の人々」では機能不全を起こし、崩壊する家庭が描かれている。

​病んでいくアメリカの姿だ。​

気の弱い父親、冷淡で他人と協調できない母親、繊細で感受性豊かな次男。
要するにホームドラマだが、いわゆる”アットホーム”な物語ではない。
その邸宅は相当豪華な建物だが、実に冷たい印象を残す。

そんなドラマならば、日本でもあったではないか?
いわゆる従来のホームドラマのアンチテーゼとして生まれた
「岸辺のアルバム」(77・TBS)山田太一さんの名作中の名作である。

​日本のほうが早くねー?​

すでに日本では山田太一さんが家庭崩壊の危機意識を
テレビドラマで描いていたのだ。
やっぱ、アカデミー賞も大したことねーなー。

​って、そんなことはない!​

「普通の人々」のエンディングはとても印象的だし
次男役のティモシー・ハットンの名演技も光る。
アカデミー賞をなめてはいけないのである。

この「普通の人々」から影響を受けたという次なるアカデミー作品は・・・

ーつづくー





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Last updated  2021.12.25 08:11:31
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