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2001.01.20
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カテゴリ:無題
1999.1.16
3日目
場所 福臨門

17頭アワビのオイスターソースがけ
鳩の醤油煮込み
クルミと豚肉の炒め物
牛肉とピーマンの豆鼓炒め
チャーハンの上湯がけ
これにラトゥール 75年  ようやく飲み頃になってきた恐るべき
グレート ラトゥール 2時間前の抜栓は必要だ。
豊かなアロマ、エキス分、だが未だに巨大なタンニン。
結論、超一流の広東料理に偉大な赤ワインは合わない。
尚、最後のチャーハンの上湯がけは、チャーハンにフカヒレのスープに使う上湯を
かけたもの。
最初に頼んだとき、これを見て一同声をそろえて叫んだ、「これは卑怯だ、まずいわけがない」
是非、福臨門に行ったら注文することをお薦めする。

フランス料理の手帖 新潮文庫より
----ワインは料理とペアでたしなむもの----
『日本でいまいちばん不足しているのはワインというものは、それだけを飲んで楽しむもの
ではないということで、これがすっかり忘れられているような気がする。』  中略
『しかし、どのワインがどの料理に合うかということも、とどのつまりは、その場限りのもの。
ある時、だれかが、料理を作り、その料理とワインがよくマッチしておいしかったと思うと
いうこと以外に、ワインの存在理由はない。』  中略
『だから、私は、ワインだけをとりあげるのには賛成でなく、また料理とともにワインを
論ずるにしても論ずる人の経験とか、環境、つまり生活の背景みたいなものまで確かめて
かからないといけないと思うのだ。』 辻静雄

昨今のワイン高段者なる人達のワインのみを取り上げる傾向に、憂いを感じます。
皆様どうか食にも興味をもたれ、あくまでワインは脇役と言う事をお忘れなく。





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Last updated  2002.03.19 10:30:50



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