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カテゴリ:ブルゴーニュ2006年
ワイン勉強会12月
「2006年ブルゴーニュ赤白の出来はいかに?」 皆様、こんにちは。 本日はクリスマス・イヴですね。皆様、準備は万端でしょうか? 私もささやかなケーキと美味しいワイン(まだ決めてない・・・何にしよう?)で クリスマス気分にひたろうと思ってはいるのですが 年の瀬も押し迫り、何かと気忙しく、妙な焦燥感にかきたてられている Grandvin Matsuzawaya の 中目 です。(← 落ち着け、ジブン^^;) さて、11月より始めた 「2006年ブルゴーニュ赤白の出来はいかに?」 のシリーズ。今回はブルゴーニュ白ワインで、皆様も良くご存知の生産者です。 ブルゴーニュ2006年第6弾にして、ようやくの感がありますが、 ピュリニーモンラッシェに本拠を置く 御大 【Leflaive ルフレイブ】 です。 ルフレイブのワインと言えば、年々高嶺の花(高値の花?とも言う・・・(^^;)) になりつつありますね。 この村名ピュリニーモンラッシェ。 村名と言えど¥10,000前後。 相当な価格が付いております(>_<)! ルフレイブの村名ピュリニーモンラッシェは他と比べて、何故こんなに も価格が高いのか・・・。 村名ピュリニーモンラッシェのワインは、1955年~の古樹が植わっ ている「Les Tremblots」という畑を含む7区画の畑の葡萄から造られ ます。アルコール発酵には新樽18%を使用。(樽の産地/ミニマム: 1/2アリエ産、マキシマム1/2ヴォージュ産使用) 12ヶ月の樽熟成後、タンクで6ヶ月熟成させ、とても軽微な濾過をし 瓶詰めされます。 葡萄の樹齢が比較的高いものが多いこと、 新樽が使われている、 ビオディナミ・・・等々。そして味わいはそんじょそこらのプルミエクリュ に引けをとらないよっ!な~んてことを考慮すると、仕方ないかぁ~と あきらめともつかない言葉が出たりするんですよね。 それじゃぁ、村名以上は高いので、ブルゴーニュブランで我慢、我慢 と思ってもみんな考えることは一緒です(^^;)毎年入荷本数が極僅 かな上、会員様向け予約販売の争奪戦で完売してしまい、スタッフ 達も買えない状況がここず~っと続いているという・・・ こうした人気 ぶりも高値推移の要因と言えると思います。 さてルフレイブ2006年はどんな味わいだったのでしょう。 今回勉強会参加者が少数だったので2名分のコメントのみですが 参考にしてくださいませ~。 テイスティング瓦版・・・発行です! ○ 2006年ルフレイヴ ピュリニー モンラッシェ 価格 11,000円(税込) [商品CD]40161185 白 [AOC]ピュリニー モンラッシェ [タンザー評価]87-88点 Very ripe aromas of stone fruits, nuts and clove. Fat, ripe and sweet; quite full for this cuvee Conveys a soft impression but there's no shortage of acidity. Still, this finishes a bit exotic, even warm, after the 2007s. Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Sep/Oct 08 [弊社スタッフテイスティングコメント] 近松(JSA認定ソムリエ) まず、ミネラリー。そのミネラル感が艶となりオイリーさが果実味の 甘さと共に全体を包み込んでいる。現在はその奥に冷涼で好印象 な酸味と苦味を持ちつつも隠されてしまっている印象。 4.5年~ 10年ほどで飲みたい。現在は塊の状態であり華開くには時間が掛 かる。現在でもエネルギーの凝縮感が感じられるがするするっと消 費してしまうには惜しい存在。 中目(JSA認定シニアワインアドバイザー) 香り立ちはまず最初に、樽、木、石系ミネラル。まだまだ頑なな印象。 それでも黄色い果実の風味があり、ジューシー。堅ささえ感じるしっ かりとした酸のある引き締まったボディではあるが、余韻にコクもあ り美味しい。奥底に隠れている様々な要素が出てくるまでにしばらく の時間がかかる。村名でいてこれだけの充実した内容に2006年の 作柄のバランスの良さを感じると共に、さすがルフレイブ!といった 感銘を受けた。 試飲年月:2008年12月 ちなみにルフレイブ公式サイトに掲載の2006年ヴィンテージの 飲み頃予想は下記の通り。ご参考にどうぞ! ブルゴーニュブラン 2008年~ ピュリニーモンラッシェ ヴィラージュ 2009年~ 1er クリュ 2010年~ グランクリュ 2012年~ モンラッシェ 2015年~ ルフレイブ公式ウェブサイト→ http://www.leflaive.fr/fr/ ルフレイブは冬が似合うと弊社ソムリエ氏が申しておりました。 実際ルフレイブの緻密で綺麗だけど厚みあるボディは冬の時期にもぴったり! だと思います。是非新春の華やかなテーブルにどうぞ♪ 飲んで美味しい、ワインの背景を知ってもっと美味しい そんなワインを今後もご紹介していきます お楽しみに Grandvin Matsuzawaya 中目 千明 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.24 14:16:16
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