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テーマ:ワイン大好き!(30395)
カテゴリ:フランス ワイン
ここ最近、松澤屋は新顔のシャンパンが続々入荷中で
先日は第一弾としてローズドジャンヌをご紹介しました。 第二弾はナポレオン、クリュッグと言えば・・・の Jacquesson ジャクソン をご紹介。 ジャクソンは創設から200年もの長い歴史を持つシャンパンハウス。 ナポレオン皇帝の結婚式の際のシャンパンとして採用されたり そのナポレオン皇帝からメダイユ・ドールを授かったりと 昔から歴史の大舞台でも重用されてきました。 今やシャンパーニュのトップを張るハウスのひとつである 「クリュッグ」のジョゼフ氏がジャクソンで修業した後 自身のハウスを創設した・・・など数々の逸話を持つジャクソン。 そのジャクソンの2代目アドルフ・ジャクソン氏は発明家でもありました。 発明品には今では普通にスパークリングボトルに使われている コルク栓を抑える金具=ミュズレや瓶口に被せるキャップシールなど ・・・これってすごい功績ですよね~ ![]() ![]() そんなジャクソンから今回はノンヴィンテージのシャンパンが入荷 ![]() ノンヴィンテージ(*1)のシャンパンは、ハウスの顔とも言えるもの。 複数のヴィンテージ(*2)のワインをブレンドしたり、その年の作柄により ブレンドする葡萄品種の比率を変えたりして、そのシャンパンハウスの カラーとも言える味わいを造り、毎年一定した味わいでリリースしています。 でもジャクソンが造るノンヴィンテージは、他のハウスとはちょっと違います。 ジャクソン スタイルとでも言いましょうか・・・。 一定したスタイルを持つのではなく、ベースとなるワインの収穫年の 個性が表現されるよう造られているのです。 そうして出来たシャンパンは、造られた順にシリアルナンバーのように 数字をワイン名につけ、ベースのワインの収穫年が何年のものなのか わかるようになっているのです。 ということで、今回入荷したのは『 ジャクソン キュヴェ No.734 』 このジャクソン キュヴェ No.734は、1898年産を使用したNo.1がリリースされて から734番目に造られたものということ。 No.734は2006年(シャルドネ54%、ピノノワール20%、ピノムニエ26%)が主体。 そこに2005年が22%、2004年が5%ブレンドされています。 (*1)ヴィンテージ=原料葡萄の収穫年のこと (*2)ノンヴィンテージ=複数年ブレンドなどにより収穫年記載なしの意味 実際どんな味わいなのか入荷してすぐですが お客様からいただいた無花果(イチジク)のオレンジコンポートと 潤子さんに用意していただいた、土呂のパン屋さん 「Morgenr?te モルゲンレーテ」さんのパンと共に試飲してみましたよ ![]() ![]() ![]() 無花果のオレンジコンポート とろ~っと良い感じ ![]() ![]() ![]() ![]() モルゲンレーテさんの ![]() ![]() ![]() ![]() ◎ N.V.ジャクソン キュヴェ No.734 シャンパーニュ ブリュット 価格 5,500円(税込) [商品CD]40489161 泡 750ml [AOC]シャンパーニュ [パーカー評価]91点 Wine Advocate #192 (2010-12-23) Anticipated maturity: 2010-2018. 『ジャクソンのワインは、そのきらびやかな歴史調のラベルのデザインとは また別のもので、実に品がいい。ノン・ヴィンテージ物にしても清楚な花の ような香りと、ソフトな口当たりをもち、果実味もデリシャスで、酒造りの腕 の確かさをみせている。』 柴田書店『シャンパン物語』 [シニアワインアドバイザー中目のコメント]試飲年月:2011年9月 艶やかな金色。キメ細かい泡立ち。白や黄色の花の花束を思わせる芳香。 酸味しっかりの柑橘系果実の風味ではなく、鋼の線のようなミネラルが ボディをかたどっていて、とてもマスキュランなスタイル。リキュール感は 感じるものの、きりりっとドライな味わいで「花束と男性的」、「リキュール感 とドライな味わい」と、とても複雑な風味があり、そこがまた魅力的で美味。 シャンパンはこれ以降も続々ご案内しま~す。 皆様、乞うご期待 ![]() ![]() グランヴァン 松澤屋 中目 千明 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.19 17:02:43
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