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2011.10.19
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カテゴリ:フランス ワイン
ここ最近、松澤屋は新顔のシャンパンが続々入荷中で
先日は第一弾としてローズドジャンヌをご紹介しました。

第二弾はナポレオン、クリュッグと言えば・・・の
Jacquesson ジャクソン をご紹介。



ジャクソンは創設から200年もの長い歴史を持つシャンパンハウス。

ナポレオン皇帝の結婚式の際のシャンパンとして採用されたり
そのナポレオン皇帝からメダイユ・ドールを授かったりと
昔から歴史の大舞台でも重用されてきました。

今やシャンパーニュのトップを張るハウスのひとつである
「クリュッグ」のジョゼフ氏がジャクソンで修業した後
自身のハウスを創設した・・・など数々の逸話を持つジャクソン。

そのジャクソンの2代目アドルフ・ジャクソン氏は発明家でもありました。
発明品には今では普通にスパークリングボトルに使われている
コルク栓を抑える金具=ミュズレや瓶口に被せるキャップシールなど
・・・これってすごい功績ですよね~目!



そんなジャクソンから今回はノンヴィンテージのシャンパンが入荷船


ノンヴィンテージ(*1)のシャンパンは、ハウスの顔とも言えるもの。
複数のヴィンテージ(*2)のワインをブレンドしたり、その年の作柄により
ブレンドする葡萄品種の比率を変えたりして、そのシャンパンハウスの
カラーとも言える味わいを造り、毎年一定した味わいでリリースしています。

でもジャクソンが造るノンヴィンテージは、他のハウスとはちょっと違います。

ジャクソン スタイルとでも言いましょうか・・・。

一定したスタイルを持つのではなく、ベースとなるワインの収穫年の
個性が表現されるよう造られているのです。

そうして出来たシャンパンは、造られた順にシリアルナンバーのように
数字をワイン名につけ、ベースのワインの収穫年が何年のものなのか
わかるようになっているのです。



ということで、今回入荷したのは『 ジャクソン キュヴェ No.734 』

このジャクソン キュヴェ No.734は、1898年産を使用したNo.1がリリースされて
から734番目に造られたものということ。
No.734は2006年(シャルドネ54%、ピノノワール20%、ピノムニエ26%)が主体。
そこに2005年が22%、2004年が5%ブレンドされています。


(*1)ヴィンテージ=原料葡萄の収穫年のこと
(*2)ノンヴィンテージ=複数年ブレンドなどにより収穫年記載なしの意味 




実際どんな味わいなのか入荷してすぐですが
お客様からいただいた無花果(イチジク)のオレンジコンポートと
潤子さんに用意していただいた、土呂のパン屋さん
「Morgenr?te モルゲンレーテ」さんのパンと共に試飲してみましたよぺろり音符


いちじく1
無花果のオレンジコンポート
とろ~っと良い感じ音符Mさん、ありがとうございましたぽっ手書きハート


レーテ1
モルゲンレーテさんの食パンは、ふかふか、もっちもちで美味しいっぺろり音符





ジャクソン
◎ N.V.ジャクソン キュヴェ No.734 シャンパーニュ ブリュット
 価格 5,500円(税込)


[商品CD]40489161 泡 750ml
[AOC]シャンパーニュ
[パーカー評価]91点 Wine Advocate #192 (2010-12-23)
        Anticipated maturity: 2010-2018.

『ジャクソンのワインは、そのきらびやかな歴史調のラベルのデザインとは
 また別のもので、実に品がいい。ノン・ヴィンテージ物にしても清楚な花の
 ような香りと、ソフトな口当たりをもち、果実味もデリシャスで、酒造りの腕
 の確かさをみせている。』        柴田書店『シャンパン物語』


[シニアワインアドバイザー中目のコメント]試飲年月:2011年9月
 艶やかな金色。キメ細かい泡立ち。白や黄色の花の花束を思わせる芳香。
 酸味しっかりの柑橘系果実の風味ではなく、鋼の線のようなミネラルが
 ボディをかたどっていて、とてもマスキュランなスタイル。リキュール感は
 感じるものの、きりりっとドライな味わいで「花束と男性的」、「リキュール感
 とドライな味わい」と、とても複雑な風味があり、そこがまた魅力的で美味。



シャンパンはこれ以降も続々ご案内しま~す。
皆様、乞うご期待音符音符


グランヴァン 松澤屋
中目 千明





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Last updated  2011.10.19 17:02:43



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