タイラバ(鯛カブラ)のヘッドを塗装・カラーリング加工する方法を解説!【後編】
昨日タイラバ(鯛カブラ)のヘッドを手作り・ハンドメイドする方法(作り方)を解説!【前編】を紹介させて頂きましたが、後編の今回は、早速、製作方法を記載していきたいと思います。まずは元となるオモリを用意します。鯛玉オモリというジャンルで市販されており、上部に穴が開けられているモノがあります。両サイドに15号とか20号などの刻印がありますが、それは簡単にヤスリで削れますので表面、及び、バリ部分を綺麗に補正して下さい。この作業は出来るだけ丁寧に行う事をオススメします。また、穴部分が非常に小さいので、ドリルで穴を拡張します。2.5mmのドリルで穴を広げるのがベストですが、最初は2.2mm、2.3mmで徐々に広げる方が簡単です。この穴が小さいと、遊動式タイラバの動きを制約しかねないので、セブンスライドの部品(赤)が抜けない程度に、広げて下さい。次に、大きなクリップを広げで、タイラバを引っ掛ける道具を作ります。肝心な塗装方法ですが、まずは下地を塗ります。オレンジや赤を引き立たせる為にも、下地を綺麗に塗ることは必須条件です。また、白地のスプレーで下地処理をするのですが、早くオレンジや赤で塗装したいのはわかりますが、白のスプレーを最低でも3回は塗り重ねてください。一回目は、鉛の銀色が透けて見える位の感じで塗装。それくらい、薄く何度も重ねる事が重要です。確実に乾燥するのを待って次の工程に行きます。左側がスプレーのみで製作したタイラバ。右側はマニキュアのみで製作したタイラバになります。画像でも伝わりますが、塗装表面のなめらかさが全然違います。ただ、マニキュアの方が、絵などを描く際にむいていますので、用途によって使い分ける方がいいでしょう。また、仕上がりはスプレー版も、マニキュア版も、とある液に漬ければ、かなりいい感じに仕上がりますのでご安心を。完全にに乾燥させ塗装終了。ここでアワビシート及び、キラキラシートを貼り付けます。昔はここでマニキュアの補強材、及び、トップコートで仕上げにかかっていましたが、1回の使用で傷が入り、塗装が剥げる事が何度もありました。ここが一般人とプロとの境界線なのか?と思っていましたが、この商品ACCEL ウレタンコート LR+を使用すると、正直、かなり見違えます。というか、全然違います。適当にマニキュアで絵を描いてこのウレタンコート LR+にドブ漬けするだけで、光沢が生まれ、自作感・ハンドメイド感から一歩先へと進むことが出来ます。ちなみに画像のウレタンコートLR+は、100ml版ですが、80g位までのタイラバヘッドであればドブ漬け可能。なお、乾燥の際に使用した針金を伸ばし、先部分5mmを曲げて固定すれば、あとはゆっくりとウレタンコートLR+に沈めればOK。勢いよく沈めたり、勢いよく上げると気泡が入りますので、ゆっくりと動かしてください。ドブ漬け時間は5秒ほど。乾燥したのを確認し、その手順を3~5セット繰り返します。この工程を繰り返せば繰り返すだけ、強くなっていきますが、3セットでも問題ないと思います。また、ACCEL ウレタンコート LR+は100ml版と350ml版がありますが、100ml版で5.60個は作れます。しかし、瓶の入口が小さい為、余裕がある方は350ml版をオススメいたします。今回、タイラバ(鯛カブラ)の塗装・ペイント方法を記載しましたが、僕にとって、ACCEL ウレタンコート LR+ との出会いが、タイラバ製作において、非常にモチベーションをあげる結果となりました。『どうせ綺麗なタイラバは出来ない』なんて思っていましたが、このコーティング材で、強くて綺麗なタイラバが出来てしまうので、同じような感覚をお持ちの方は、一度、チャレンジしてみて下さい。なお、マニキュア版の場合、塗装があつくなりますので、岩盤などに接触すると、表面に傷や凹みが出来やすくなります。使用にはほとんど影響がありませんが、気になる方はコーティング回数を増やすなどの対策をお願い致します。<関連記事>タイラバ(鯛カブラ)の釣れる ネクタイ (スカート)の作り方!自作する方法を伝授!タイラバ (鯛ラバ) に最も適したロッド(竿)はどれ?コスパ重視でオススメを厳選!?福岡県宗像沖 沖ノ島 でのジギング・タイラバ釣行!大鯛から高級魚まで凄すぎる! ↑↑↑ ↑↑↑別々のランキングですので、1クリックずつポチっていただけると嬉しいです。ACCEL ウレタンコートLR+ 350ml(ノントルエン)関門工業(KANMON) 鯛玉オモリ タイプ2 18号 徳用パック【タミヤ】 タミヤ エアーブラシシステム タミヤバジャー350II