おとといの『サムズアップ』での「Jazz To Bossa」は、コルコバード、シャンゴーズ、サイゲンジの誰がトリを務めてもおかしくない、そんな充実しまくった夜だった。
平日なのに、客席は8割ほども埋まっていたのも大したもんだ。雰囲気も良かったし。藤沢組も結構いた。 オープニングはシャンゴーズ。 もうここでは多くを語る必要無いでしょう(笑)。 彼らに『サムズ』はちょっと広いか、と思わなくもなかったが、演奏が始まった瞬間にその場の空気を一変させる磁力は、この広さの空間でも充分有効なことは分かった。 初見のお客さんもたぶん多かったと思う。 恐らくこの日も、まえかわのヴォイス、中西&尾花のギターを初体験し、魂を抉られた人も多々いただろう。 オレが初見だったのがサイゲンジ。(一緒に観てた『サウサリート』常連の女子も初だと言ってたし、他の藤沢組もそんな感じ。有名人な割にこの夜は初見の人が多かったかも) 何でも、まえかわ嬢の学生時代からのアイドルだったそうな。 そのギター、そのヴォイス・パフォーマンスには、今度はこっちが魂を抉られた(汗)。 とてつもない技術だが、それを持て余すことも、ひけらかすことも決して無い。 それに巧みな人心掌握術。 どれも、相当数なライヴの場数を踏まなければ得られない作法のはずだ。 HPでバイオを確認すると、やはり一時期年間150本以上のライヴをこなしていたらしい。 今度、ソロライヴにでも行ってみよう。 コルコバード(写真)は、この夜が2回目。 前回は同じく『サムズ』で昨年秋頃だったっけか。 結論から言うと、前回よりも数段素晴らしかった。 とにかく、そのノリとハジけっぷりが凄かった。 これは、やはり対バン相手によるところもデカイんじゃないだろうか。 こんなハッピーなライヴもいいよね、たまには。(たまにでイイんかっ!?) さてさて、今夜は武道館にてキャロル・キング&ジェイムス・テイラーのライヴだ。しかもバックがセクションという、ホントに今が2010年なのかと疑う程の面々だ。 宮井くん、チケットありがとう。 でもディランのときは、あれほど御大のアルバムを聴きまくっていたのに、今回は今日まで全く二人のアルバムは聴いてなかった(汗)。 今日になってやっと『MUSIC』、セクションの1st、『RHYMES & REASONS』なんかをターンテーブルに乗っけてみた。(あ、JTがないや(大汗)) まぁ、いつどんな精神状態のときに聴いても、その中に没入できる音楽であることには間違い無いわけで。 結局、この二人を聴きに行くのに変に身構える必要なんか全く無い。 今夜も、彼らは素のままの自分を出してくるだけだろう。気心の知れたメンバーと一緒に。 それをこちらも、やはり素のまま受け止めればイイ。 それで良いんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/16 03:34:28 PM
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