九州男児的北京交流部

2014年09月21日発行のメルマガより

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中国湖南省に潜伏中のTAKA。

2,3日前に同僚の中国人6人と近く
（といっても徒歩10分ほど）のレストラン
みたいなところに夕食を食べに行った。

日本で言う‘丼もの’にスープが付いた
定食みたいなセットを注文。

コレ ↓ 「鶏蛋香干」で12元。
http://plaza.rakuten.co.jp/guihaotaka/diary/201409200002/

味は聞かんでくれ。
大体白ご飯１つからレベルが違う。
元から味は期待してない。

そもそも食文化はその土地の風土や気候に
即したものなんやから、よそ者にとっては
馴染めないのは当たり前。

で、タマゴスープが先に出てきて
7人で一口飲んだ瞬間・・・・

TAKA的には「お！美味い。これなら飲めるな」
と思ったのだが、中国人6人全員が
「う・・塩辛い・・・」と言う。

最終的には「飲めない」と中国人全員が交換を希望。

お店側はあやまり、新しく作ったスープを
出してくれ、既に飲み干していたTAKAも
便乗してもう１杯もらったんやが、
今度は味が無い。薄すぎる。

すると中国人6人は
「うん、今度のはイイ。美味いな」と絶賛。
ワザワザ大きな声で「今度のは美味しいよ！」
と店側に伝えていた。

おかしい・・。
中国大陸の料理は日本食に比べると
色んな意味で濃い味の物が多い。

だからTAKAは苦手やし、日本に来たばかりの
中国人や観光で来た中国人なんかの
ほとんどの人は日本食を食べると
「薄い・・味が無い・・」と言うのに、
スープに関してだけこの反応はなんだ？

そこでフと湖南省に着いてから社食の食堂で
食べてきた物＆今まで大陸で食べた物を
考え直してみた。

たしかに定食みたいなセットに付いてくる
スープはほとんど味が無い。

ただただマズイだけかと思っとったが、
今日の反応を見ると意味があるっぽい。

こういう安い店なんかでは、日本のお店のように
無料でお水が出るところは少ないし、中国では
水道水は飲めない。

必然的にスープは水代わりでもある。

で、食べる物の味が濃い。
今回の「鶏蛋香干」も塩辛かったし、
味噌的なものであったり、唐辛子、にんにく等
食べる物の味付けが濃いので、スープまで濃い
と、とてもじゃないが食べられない。という事で
スープは薄味になっているのでは？と考えた。

日本の場合は味噌汁とかスープに味が付いている。
それを白ご飯のようなもので「受ける」。

日本食は基本的に「ご飯がススム」的な方向で
作られている気がするが、中国の場合はおかずを
食べた後に白ご飯が運ばれてきたり、餃子を
食べる時は白ご飯は出ないなど日本食ほど
「白ご飯メイン」ではない気がする。

中国では南方のほうが北方より米食文化だと
言われる。北は小麦で餃子・麺・マントウなんかを
主食とする。

ココで中国通の人は
「アレ、南の方が米文化ならば、なぜ中国では東北地帯の
米が美味しいとの評判なのか？」と思われるかもしれません。

それは日本からコシヒカリとかを持ち込み、技術協力で
中国東北地帯の米作りを改善した日本人の力があったからです。

参照「中国の米作りを変えた日本人」
http://blogs.yahoo.co.jp/seizoh529/43511919.html

ふ～む。中国と関わりだして15年以上経つが、
食事に関しては基本「マズイ」というところで
思考停止しとったな。

今回改めて考えさせられたのでオススソワケ♪

ちなみに「お粥」やけど、北のお粥は味無し。
日本で病気の時に食べるような感じのヤツ。
それに漬物みたいな塩辛いものを一緒に食べて
自分で味を調節する。
南のお粥は日本の中華料理屋とかで食べられる
鶏肉が入っとったり、色んな味が付いとるヤツね。

ウチのヨメさんは北方人やから未だに日本の雑炊
みたいのはあんまり好んで食べない。ご飯に水気を
足した物に味がついているのが馴染めんらしい・・

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◆ブログ記事

泰山登山大会で旭日旗Tシャツ
http://plaza.rakuten.co.jp/guihaotaka/diary/201409070000/

中国の地図を描くのがすげぇ先生
http://plaza.rakuten.co.jp/guihaotaka/diary/201409070001/

義烏の串焼きやで大火傷事件！！
http://plaza.rakuten.co.jp/guihaotaka/diary/201409090000/

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食べ物とトイレよ・・。コレが何とかならんかね・・



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