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5月22日(水) 昨日は島の我が家を使っていただいている、洋裁師の方と、わが友人のお姉さん が長崎の我が家まで来てくださった。 島の家も自分で設計し愛着をもって、夫の定年後住んだ家なのだが、夫の病気治療 のため、長崎市に出ることを決意し、空き家になっていた。 私の親友が仏門へ出家して、庵を持ちたいんだけど、金もない、適当な 場所もないというのを聞き、私は我が家を使ってくれるように頼んだのだった。 家は閉めたままにしておくとすぐダメになると聞いていた。 彼女はすごく喜び、我が家を庵として独り暮らしを始めたが、長くせず、 すい臓癌となりこの世を去った。 人生とは儚いものだ。 お客様は5時間ほど話されて、私へテルミーの治療もしてくださって 帰っていかれた。人のつながり、ご縁とはありがちものである。 ![]() この手練りびなは彼女が島暮らしの中で陶芸仲間に入り制作したもの。 そしておちょこも。後ろのクローバーは彼女と歩いた道で彼女は 四葉のクローバーを探す名人だったが次々に見つけて私に手渡したもの。 押し葉にしていたがこの仏壇のバックに飾った。 長崎の部屋の私のベッドの横に彼女が作った手練りびなを飾り、いつも身近に彼女を 感じつつ暮らしている。 そして島の空き家の我が家にも小さな仏壇を作って島の近所の方々もお参りいてくださっているらしい。 今その家を管理し洋裁をなさっている新しい友人とそこに住んでいた わが親友のお姉さんの訪問であった。 その方は「テルミー」という施術の免許を持っておられて、私が腰が痛いと 去年から騒いでいたので、私を治療してあげようと思いわざわざ我が家まで 来てくださったのだ。なんと有難い。 ローズコーン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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