昨日の新聞記事より・・・学校給食の食材難
こちらの地方でも、中国産食材の不足と小麦・乳製品の価格高騰が、学校給食を直撃している!・・・とのこと。献立の変更や給食費の値上げを余儀なくされている状況だそうです。★東広島市、岡山市では4月より給食費の値上げ。福山市では、市教委・保護者との協議の結果、9月以降の値上げを判断する予定。周南市では、“同じ状況が続けば検討に入る”との意向を示している・・・そうです。★農林水産省の調べによると、中国野菜の3月の国内輸入量は前年比で44.5%減・・・だとか。中国政府による輸出検査の厳格化による品物の量の激減が影響して、中国産食材の値段が軒並み高騰しているようです。また、小麦や乳製品の値上げにより、給食食材の約3分の1が高くなっており、スパゲティでは81%、カットチーズでは73%も前年より値上がりしているそうです。さらに、安定した価格で購入できていた中国産ブロッコリーが在庫も入荷予定もない・・・中国産冷凍そらまめが確保できない・・・などの状況から、給食の献立を変更。★市教委では・・・給食の質を落とすことはできない。値上げをし、地産地消を強化することも含めて保護者からの意見を聞きたい。・・・としています。福山市では、牛肉より鶏肉を使う頻度を増やしたり、パンにジャムを添える回数を減らしたり・・・と、節約のための食材選びを工夫!すべての中国産食材の使用を中止した呉市では、旬の安価な食材の調達に努め、値上げを回避したい・・・と説明しています。★思うに・・・“地産地消” “旬を食す”これが本来の食の姿ではないのかな~。