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中国は「J-20」を700機生産、米「F-22」を圧倒して西太平洋を奪う=中国メディア豪語 2016-01-07 サーチナ
中国メディアの新浪網は4日「700機のJ-20は世界にとって何を意味するか。F-22を圧倒して西太平洋を奪う」と題する記事を掲載した。 同記事は、中国が開発中の「J-20(殲-20)」ステルス戦闘機について、公的筋から生産総数が500-700機になる見通しとの情報が出ていると指摘。運用開始については2017年との見方が強いが、前倒しになる可能性が大きいとの考えを示した。 「前倒し」の理由としては、研究スタッフが極めて精力的に仕事をしている以外に、「試験飛行を繰り返しているが、 機体を破損する事故を起こしていないこと」を挙げた。 比較の対象としてロシアのスホーイ社が開発中の「PAK FA」戦闘機を挙げた。同戦闘機は2014年6月に飛行中のエンジン出火事故を起こし、緊急着陸で機体を破損した。 PAK FAの引き渡しが2016年末か17年になるとされることから、同記事はJ-20の運用開始についてPAK FAよりやや早いとの考えを示した。 また、中国がロシアから「Su-35」戦闘機24機を購入することが決まったため、エンジンと電子装置などを改めて「手本」にして、J-20をさらに改良できる可能性があると指摘した。 J-20はPAK FAや米国のF-22と同じ「第5世代ジェット戦闘機」に分類される。 記事はJ-20について、米国やロシアの同世代戦闘機と比べて「不足する面がある。最も重要なのはエンジンだ」と認めたが、「差は少しずつ縮まっている」と主張した。 記事はさらに、F-22が試験用の8機を含め、187機しか生産されないのに比べ、J-20は生産量が500-700機であることを強調。 J-20とF-22と比べて一定程度劣っていても「数量で品質の差を補充することができる」論じ、さらに「J-20の性能がF-22に接近している場合、西太平洋における空のバランスが逆転する」と主張した。 (編集担当:如月隼人) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.09 20:38:57
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