カテゴリ:反戦平和
この種の事件が起きるたびに、政府の無策、沖縄の置かれている厳しい現実が、叫ばれる。そのことは、間違いではない。政府には、もっと、やるべきことがたくさんあるはずだ。米軍も同じだ。
しかし、それだけでは、不十分ではないだろうか? 何が、欠けているのか?
この種の事件が報道されるたびに、被害者のことが、強調されるが、背景にある安保の是非だけでなく、沖縄の地政学的重要性、東アジアの平和と安定に向けての貢献についての議論まで、発展していかないことに、ぼくは、違和感を覚え続けている。
昨年からの集団安保法制論議でも、まったく同じ思いだ。国会でも「日本が戦争に巻き込まれる」 「徴兵制が復活する」「平和憲法に反している」・・・という議論ばかりだった。 どういうわけか? 中国・北朝鮮の急激な軍拡や核・ミサイル開発について、どう対応するのか?の議論が、すっぽりと抜け落ちていた。
民主党、社民党や共産党は、東アジアの不安定要因に関しては、ただただ「話し合いで・・・」「国連で・・・」と言うばかりで、正面からの対応を避けているかのように、僕には映ったものだ。 これでは、何の解決にもならないではないか!
米兵による暴行事件が多発している現実を改善する努力は、決定的に不十分ではあるし、もっともっと本腰を入れた対策が、必要だ。
しかし、沖縄の基地の抑止力は、日本や東アジアの平和と安定にとっては、決定的に重要だ。 皆さんは、何か、良い解決策が、有りますか? そこのところの、議論をもっと深めるべきであることも、強調したい。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ------------------------------ 米兵に暴行された在日豪人女性「魂が殺されていくような感覚」 2016-6-1 週刊女性PRIME
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最終更新日
2020.07.15 23:08:24
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