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2019.01.29
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カテゴリ:中国

これが、全体主義国家の現実の姿だ。日本のリベラルたちは、一貫して、この反民主的で、人権を欠落した中国を厳しく非難してこなかった。

 

新社会党や社民党も、MDSやアサートのホームページをみれば、すぐにわかることだが・・・・なぜ、彼らは、口先では(人権)(民主主義)と叫びながら、こんなダブルスタンダード(二重基準)に堕してしまったのか??

 

ぼくは、何度考えても、彼らの過ち(愚挙)を理解できない・・・

彼らは、盛んに自民党政府を非難してきたが、その批判の視点は、(人権)(民主主義)ではなかったのか?

 

その彼らが、なぜ? 全体主義の現実に向き合えあないのだろうか??

(社会主義)に洗脳された? って、それは、昔の話だろう・・・違うだろうか?

 

もう30年以上前に、社会主義体制は崩壊した。社会主義の(反人間社会)は、白日のもとにさらけ出されたのだ。多くの人々が、ある日、いきなり拘束され、社会から消されてしまったことが、何度繰り返されたのか? 

 

そんな現実に、誠実に向き合えずに、リベラルたちは、今でも平気で、(人権)(民主主義)を叫んでいる・・・

 

そこで僕は言う・・・「あなたたちの(人権)(民主主義)とは、いったい何なのだ・・・」と。

 

皆さんは、どう思われるか?     はんぺん

 

――――――――――――――――――――――――――――――

中国で広がる子供「IT監視」。制服にチップ、校門に…  2019-1-14  上海=宮嶋加菜子   朝日新聞

 中国の小中学校で、顔認証などの先端技術を使って児童・生徒を監視するシステムが広がっている。開発企業は将来は、人工知能(AI)を使って生徒の位置情報や成績、体調も一括管理することをめざす。

是非をめぐって、ネットでは「子どもの安全を確保できる」と歓迎する賛成派と、「行きすぎた監視」と懸念する反対派の間で激論になっている。

 

 昨年12月、中国共産党の機関紙である人民日報系の環球時報(英語版)が、中国国内のある学校の特別な制服を取り上げ、注目を集めた。制服の名は「インテリジェント・ユニホーム」。襟などに生徒の情報を記録した無線ICチップを埋め込み、登下校の状況を管理するシステムだ。

 

誘拐多発 支持する声

 

 このシステムを開発したのは、IT企業の貴州冠宇科技。ビッグデータ産業の集積地である内陸部・貴州省貴陽市の企業で、2017年7月に実用化に成功。同社によると、インテリジェント・ユニホームは現在、貴州省内の10校と、隣接する広西チワン族自治区南寧市の1校の計11の小中学校で導入されている。

 

 同社ホームページや中国メディアによると、チップは150度までの高温と約500回までの洗濯に耐えることができ、児童・生徒の氏名、顔写真、学年・クラスなどの情報に加え、成績も記録されている。

 

 校門に設置された顔認証カメラがチップの情報と照合して本人かを識別し、登下校の時間を記録する。この際、最長20秒の動画も保存されるという。

 

 また、児童・生徒が授業中に学校を抜け出そうとすると、校門で顔認証カメラが反応して警報が鳴り、別人の制服を着ても同様に顔認証カメラで取り違えが分かるようになっている。

 

 システムが得たデータは学校と保護者に提供され、保護者は子どもの登下校の時刻や動画をスマートフォンで確認できる仕組みだ。貴州冠宇科技によると、新たに導入を検討する自治体が相次いでいるという。

 

 貴州冠宇科技は今後、チップと全地球測位システム(GPS)を使って正確な位置情報を把握できるようにするほか、指紋や静脈の情報をチップに入れて、校内でキャッシュレスで買い物できる機能を追加することも計画している。保護者は子どもが何を買ったか瞬時に確認でき、無駄遣いをしないように利用制限をかけることも可能だという。

 

 貴州冠宇科技は「子どもの安全確保と健全な成長は、保護者と学校の願いだ。その実現のために技術を活用している」とシステム開発の意義を強調する。

 

「行きすぎ」懸念も

 

 インテリジェント・ユニホームを導入した貴陽市の中学校の一つを訪ねると、登下校用のジャージーの襟にチップが埋め込まれていた。1年生の男子生徒(12)は「入学したときからずっと付けているから、気にならない」と話した。

 

 環球時報は先端技術を子どもの安全確保に活用した好例として報じたが、中国のネットでは賛否の意見がぶつかる騒ぎになった。

 

 中国政府の調査によると、中国では人身売買目的の子どもの誘拐事件が14、15年の2年間に計2216件あり、賛成派は「子どもの安全を確保できる」「多くの学校が導入すべきだ」と主張する。

 

 これに対し、反対派は教育現場の管理強化につながるとして、「行きすぎた監視だ」「近い将来、子どもたちは教室で自由におしゃべりできなくなる」と懸念する。また、児童・生徒の個人情報の外部流出を心配する声もある。

 

 中国では教室に顔認証カメラを設置する学校も出始めた。その一つ、浙江省杭州市の第十一中学校は昨年5月から、教室に設置した顔認証カメラを使って、授業中の生徒の表情を分析している。中国メディアによると、学校側は「生徒の反応を分析することで、質の高い授業を提供できる」と説明しているという。

 

(上海=宮嶋加菜子)






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最終更新日  2022.07.20 22:03:54
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