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2021.06.05
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カテゴリ:中国

今ごろ、イメージを変える・・・というのは、居直りに近いモノだ。

威圧的な「戦狼外交」を推進してきた中国の本質が変わるわけではない。

 周辺国に対して、威圧的な覇権外交を繰り返してきたのが、共産党。中国の真の姿だ。南シナ海や尖閣での出来事は、それを証明して余りある。

 世界は、全体主義・中国の横暴に直面して、破滅的な脅威を感じている。

ソフトランディングを期待したアメリカをはじめとした世界は、失望と絶望の中にある。今回の中国の(転換?)は、まさに眉つばモノ、(頭隠して、尻隠さず)というのが、現実だろう。

 今、ウイグルやチベットなどに対するジェノサイド、マスク・ワクチン外交による従属化を強要、金銭提供見返りの台湾断交強要が、自国のコロナ禍対策に振り回されている先進国をしり目に、着々と強行されている。

 後半の情報(テレ朝)からみても、「日本が台湾へのワクチン提供を検討。中国政府が非難」にも、中国の本質が透けて見える・・・・(人命よりも、台湾侵略)が大事ということだろう・・・

 これが、世界標準にされたら、世界は、未来は、非常に暗い・・・と思うが、

皆さんは、どう思われるか?      (はんぺん)

―――――――――――――――――――――――――――――――――

習主席、「愛される」中国外交を指示。友好国増やすため      2021-6-3  BBC News

 中国の習近平国家主席は531日、「信頼され、愛され、尊敬される」中国のイメージを作り、友好国の輪を拡大したいと中国共産党幹部に伝えたという。国営新華社通信が伝えた。

 報道によると、習主席は党幹部との会合で、中国が国際社会に対して自らを前向きな形で語るのが大事だと強調。「友人を作り、大勢をまとめ、大多数の支持を獲得し、国際世論については常に友人の輪を広げていく必要がある」と話したという。

 習主席はさらに、国際社会とやりとりをする際には中国は「オープンで自信をもつと同時に、謙虚で控えめ」な姿勢を示すべきだと述べたという。

 主席は加えて、党の広報機関は中国政府が目指しているのはただひたすら「中国人民の幸せと幸運だけ」だと、明確に伝える必要があると指示したという。

 

党傘下の英字紙「チャイナデイリー」はこれを受けて、自分たちは「中国と世界の橋渡しとしてより良い意思疎通を実現するという責務を今後も忠実に果たす」ことになると書いた。

 習主席の発言は、中国が外交姿勢を変えるきっかけになるかもしれないと受け止められている。多くの専門家は中国の外交姿勢がこのところますます、高圧的で敵対的なものになっていると指摘していた。

 中国と諸外国の関係は近年、悪化を続けている。新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル族に対する人権侵害や、香港の民主活動家への厳しい取り締まりなどへの批判は、欧米を中心に諸外国で高まっている。

 最近では、パンデミックを起こした新型コロナウイルスが中国・武漢の研究所から流出したものかあらためて調査するとアメリカ政府が発表したことに、強く反発。アメリカは政治的な責任転嫁で批判の矛先をそらそうとしていると非難した。

 

■「異例」との受け止め

 専門家の多くは、習主席のこの発言は、中国の国際的孤立を認める、異例の内容だと受け止めている。

 習氏は2012年に国家主席に就任。中国はそれまで以上に対外的に自己主張を強くし、権威主義的な側面を強めてきた。

 中国の外交官たちは近年、強い調子で表立って発言することが増え、中国の公式見解に異論を唱える人に皮肉や罵倒を浴びせることも珍しくなくなっている。

 この好戦的な外交スタイルは「戦狼(せんろう)外交」と呼ばれている。この呼び名は、愛国的な大ヒット映画にちなんだもので、その映画は中国のエリート特殊部隊がアメリカの傭兵集団と戦う内容だった。

 

<解説> スティーヴン・マクドネル中国特派員

ツイッターで中国の外交官をフォローしていれば、書き込みの調子や内容が近年どれだけ外交的とは程遠くなったか、承知しているはずだ。

 なぜかというと中国の外交官は、「戦狼外交」を推進するよう、奨励されているからだ。そのため好戦的で時に中傷的な発言を繰り広げ、時には外国政府を直接非難もする。

 それだけに、もしも習主席が本当に「愛される」中国政府を目指すのなら、これはいきなり180度の方針転換を指示したことになる。

 フィリピンからオーストラリア、そして欧州に至るまで、中国政府に対する世間の好感度は急落し続けている。中国政府が世間に向けて続ける高圧的な発言が、その理由の一端だと言われている。

 中国共産党に忠実な人たちの間にも、このような「戦狼外交」はむしろ中国にとって逆効果だと言い続けてきた声は以前からあった。習主席がそうした意見に今や説得された可能性はある。

 党の中央政治局に対する主席発言で最も大事なのは、対外的なメッセージのトーンを党幹部が「なんとかする」必要があると言った部分だ。これはつまり、最近はそのトーンが手に負えない、たがが外れたものになっていたという意味だろうか?  「その通り」と大勢が言うだろう。

 もちろん、これまでの高圧的な外交姿勢は中国の国際的評価をあまりに傷つけてきたので、ただ単に物言い変えれば修復できるはずもない。評価を挽回するには、行動そのものを変える必要があるだろう。

あるいは、習主席の発言を大勢が読み違えているだけという可能性もある。

 

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日本が台湾へのワクチン提供を検討。中国政府が非難    2021-6-1   テレビ朝日系(ANN


 日本が台湾への新型コロナウイルスワクチンの提供を検討していることについて、中国政府は「ワクチンを政治的利益のための道具にしてはいけない」と非難しました。

 中国外務省・汪文斌副報道局長:「日本自身はまだ十分なワクチンの供給を確保できていないことに留意している」

 

 中国外務省は先月31日、日本のワクチン供給量に疑問を呈したうえで「ワクチン支援は命を救うという初心に戻るべきで、政治的利益のための道具にしてはいけない」と非難しました。

 

 台湾ではワクチンの調達が難航していて、蔡英文総統が「中国の妨害があった」などと発言しています。

 日本政府関係者によりますと、日本が契約しているアストラゼネカ製の12000万回分の一部を台湾に提供することを検討しているということです。






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最終更新日  2021.06.07 13:36:48
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