カテゴリ:中国
ウイグルのジェノサイド(民族抹殺)に誰が目を向けるか? リベラルの(見て見ぬ振り)を許してはならない・・・・黙認は(犯罪)だから・・・ 2023-3-13 はんぺん 「日本人になったウイグル人に中国がやっていること」(三浦小太郎ほか)を読んだ。 本文のページ(P XX)で、紹介する・・・・ 「人権」を大切にするハズ?のリベラルたちが、読むべき必須の1冊だが・・・彼らは読まないだろう・・・・内容が(不都合な真実)だから・・・・
日頃から、(人権)を口にしながら何もしないリベラルたちに、投げかけたい言葉だ・・・・ 「他国の人権弾圧や侵略を看過するものは、いつか自分たちの身に、それが降りかかる・・・・」 どうだろうか? 二枚舌の彼らには、痛痒を感じることは無いのだろうが・・・・
「本書は、34人の日本在住ウイグル人による、生々しい証言である。この34人の中には、日本に帰化し、日本国籍保持者となったウイグル人が13人含まれる。帰化申請中も4人いる。」(P1)
衆議院は、2022年2/1の本会議で、「新疆(しんきょう)ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」を賛成多数で可決した。 (参議院でも同様) 一定の(評価)は、可能だが、中身を見れば、「人権侵害」や「非難」という文言は外され、タイトルを含めて「中国」を明示しないという、(腰の引けた)モノだった。
2022年5月、ウイグルの収容所囚人の顔写真やリスト、そして中国政府の様々な内部文書が流出し、日本に住むウイグル人にも衝撃が広まった」((P4)
この中の内部文書「新疆(しんきょう)公安ファイル」には、「海外から戻ったウイグル人は直ちに逮捕せよ」との記述がある。
「収容所では、日々、中国共産党を礼賛する言葉を唱えさせられ、ウイグルの伝統や信仰を否定、侮辱され続け、また自分が犯したこれまでの「罪」を「反省」させられる。」(P9)
「収容所に入れられた人は、全体的に高学歴の人や外国に留学していた人が多い。留学していた人は、帰れば危険とわかってはいますいが、戻らなければ「家族の身に危険が迫る」と言われると、他に選択肢がなくなってしまう場合が多いです。」(P47)
「2016年に、ウイグルに帰ったとき、私に友達から聞いた話では、中国人が、ウイグル家庭に親戚として入ってきて、一か月に何回か電話し、年に何回か 泊まりに行くことになっているんですと言ってました。」(P55)
「これも中国人が定めたことで、ウイグル人の家庭に、中国人が年に何回か行かなくてはならない、そして、親戚として泊まり込んで、そのことを写真に撮影して出すことが義務付けられているみたいです。 しかし、基本的に文化も、食生活も全く違いますからね。ウイグル人にとっては、不快だし、危険なだけです」(P55)
(ウイグル人であること)が、中国政府による(逮捕)(拷問)(強制収容)の理由であるから、これは、ジェノサイド(民族抹殺)そのものだということを、リベラルたちは、認識するべきだと思う。
「やがて子供たちは、中国語しか使われていない全寮制の学校に(収容)され、中国人として育つよう『洗脳教育』を受けさせられる。家族は、引き裂かれてしまうのである」(P236)
日本に留学経験のある知識人も収容所に入れられており、判明しただけでも百数十名のリストが、日本ウイグル協会のホームページに掲載されている。」(P239)
「さらに深刻なのは、ウイグルに置いて世代間の「文化的遮断」が進行していることだ。収容所における洗脳や拷問、虐待は許しがたい犯罪行為だが、外の世界においても、ウイグル語教育の廃止によって、これからの若い世代は、ウイグル語を話せない人々が増えていく。これは、逆に中国語が不得意な祖父母の世代、つまりウイグル人としての文化伝統が身についていた世代との断絶を意味する。これは、まさに民族の危機である。」(P245)
「ウイグルの地は、もともとウイグル人(東トルキスタン)の地である。そこに後から「移民」としてやってきたのが中国人(漢族)である。それが多数派になれば、「多数派独裁」による弾圧が敷かれる。中国人による移民そのものが「人口侵略」であることが証明されているのだ。」(P246)
「イスラムの信仰に篤く、ウイグル民族意識の高い人々が、収容所に送り込まれている。現在、中国は、幼稚園などでウイグル人の子どもたちに中国の服を着せ、中国語の授業を行い、事実上の「中国人化」教育を行っている。中国政府が、さかんに口にする「中華民族」というのは、全ての民族の中国人化、漢人化以外の何物でもない」(P247)
「さらにウイグルでは、薬物が強制的に住民に投与されているという証言も衝撃的である・・・・収容所内部での(特に女性への)強制的な薬物投与だけではない。新型コロナ感染症が蔓延する以前から、小学生に何の説明もなく、薬が飲まされ(もちろん両親にも その内容は知らされない)、「コロナ予防薬」などと称して、各家庭に政府関係者らしき人物が薬物を配布し、その場で飲ませる。そんな事態が起きている」(P254)
2022年5月24日、中国当局が「職業技能教育訓練センター」と称して国際社会をだましてきた強制収容所に関する大量の内部資料「新疆公安ファイル」が流出し、ウイグル人い対する恐ろしい非人道的犯罪の決定的証拠が明らかになった。
世界の主要メデイアが一斉に報じ、世界中のウイグル人コミュニティはもとより、人道的立場に立つ多くの政治家、人権団体や人権活動家たちに至るまで、大きな衝撃を持って受け止められた。(日本のリベラルを除いては・・・・彼らは、恥知らずに見て見ぬ振りをして、この蛮行を非難することは無かったのだ!!!!)
「中国が強制収容施設の存在を認める前だが、中国政府の公安部門のトップ(当時)の趙克志が、ウイグルを視察した2018年6月15日に行った演説も、公開された内部資料にあった。文書には『機密文書』と押印されている。そこには『新疆南部には過激な宗教思想の浸透が深刻なグループが200万人以上いる。』とあって長期戦を呼びかけていた。さらに演説の時点で、収容施設の収容者が、すでに大きく超過していることや、収容施設の拡張プロジェクトに850億円を投資していることも言及している」(P262)
「これまでの証言や、今回流出した収容y者名簿を見ると、役人から示された収容人数のノルマを達成するために『無差別拘束』が、繰り広げられている。 理解に苦しむほどの些細なことが『過激思想』とみなされる異常事態が起こっていることがわかる」(P263)
どうだろうか・・・・あまりにも多くの、信じられない蛮行が、中国共産党・習近平の命令一下、行われてきたが・・・・これは、現在進行形なのだ!!!!!!!!
この今の時代に生きてきた我々は、この現実をどう考えればよいのか? リベラルも含めて、一人一人に問われ続けられている・・・・・・
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最終更新日
2023.03.19 17:04:47
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