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カテゴリ:韓国ドラマ
16日の日曜日。衆院議員選挙があったので、地上派はのきなみ選挙速報一色だったけど、NHK BSの「王女の男」最終回は予定通りの放送。選挙の結果は開票と同時に大勢が判明しちゃったので、リアルタイムでドラマを見ました(笑)。
先に断っておくと、これから見る人は結末を知らずに見たほうが面白いと思うので、ここから先は読まずにお帰りください~。 で、最終話。 7代めの王様世祖への復讐物語のこのドラマ。世祖が暗殺されたという史実はないので、主人公キム・スンユの復讐は失敗に終わるというのは最初から分かっていたこと。復讐が成功しない以上、生き残って、よりによってその娘と結ばれるなんてハッピーエンドは絶対にありえないと、最初から決めてかかってたんですけど。 あらら。終わってみれば、まさにハッピーエンドでびっくり。 あらすじやレビューはまったく読まずに見ていたので、最後の最後までまさかこんな展開になるとは思わず、お墓のシーンまではてっきり2人で死んだとまんまと思わされていました。 王様の前にスンユが現れたときも、生き写しの人を見かけて思い出してるのかなぁとか、罪悪感から亡霊に取り憑かれてるのかなぁと思ったぐらいで(笑)。 まさか、スンユ本人だったとは。 タネ証しを見てみれば、あーなるほど。この手があったかという感じですが。 でも、なんだか、あまりにもあっけないハッピーエンドすぎて、えええ、これでいいの??ってちょっと肩すかしな感じも。 2人は死んだと思っているかつての仲間たちも、先に死んでいった同志たちもみな、せめて2人が幸せに暮らしていることを知ったら喜ぶとは思うけど、なんだか、あれれ~的な感じは否めませんでした。 じゃあ、死んだままで終わった方がよかったかというと、そういうわけじゃないんだけど。ただ「落ちていく」だけの話だと思っていたので、ハッピーエンドに終わったのはよかったのかな。「赤と黒」のときのようなやりきれなさは感じずにすんだし。ドラマ後半、もう飽きてきていたのが、最終話はけっこう引き込まれたし。 と、いろいろ考えてしまったエンディングでしたが。 印象に残ったのは、最後のスンユの爽やかな笑顔。復讐から開放されてふっきれたんでしょう。ドラマ前半のチャラ男風、後半の暗い顔、そして最後の姿、3つの違った顔を演じ分けていたのは感心。それまで見た現代劇のドラマでは、ワンパターンな役が多かったパク・シフ君。俳優としてなかなかチャレンジャーな仕事だったんじゃないかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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