|
テーマ:今日のバレエ(62)
カテゴリ:プレイ
美しい しなやか 凛とした 力強い 躍動感 なめらか
バレエ好きの友人に「これを見逃したら絶対後悔する」と言われ、初めて観たシルヴィ・ギエムの「ボレロ」。 その感動を表そうと思ったけど、思いつくのは冒頭のような言葉しかないです。 まさに圧巻。衝撃。 彼女の完璧なバランスのボディが、まるで関節がないかのようになめらかに動いたかと思えば、次の瞬間には力強く彼女の内側にあるパワーを外に向ける。 一つの動きから次の動きへと行く間の空気というか、空間まで感じ取れるような踊りでした。 ボレロの音楽は私も好きですが、曲の盛り上がり方も、ギエムの踊りをより一層引き立てていました。 舞台セットと音楽とダンサーが一体となった、素晴らしいステージでした。 何と表現したらいいのか・・とにかく言葉にならないほど素晴らしかったです。 初めてバレエを見て涙ぐみました。 これが最後の「ボレロ」になるそうですが、本当に観ておいて良かった。 でもこれでもう観れなくなるのかと思うと、残念です。 しかし、ベジャールって、本当にすごい振り付けしますよね。 今日の公演内容は、 「スプリング・アンド・フォール」「Push」「シンフォニー・イン・D」そして「ボレロ」でした。 それぞれが違った味わいの内容で、とても楽しめました。 「Push」のギエムも素晴らしかったです。 ものすごい筋力だなあって、感動しました。 もちろん表現力もね。 ボレロが終わった後は、お客さんはスタンディングオベーションでした。 でも、ボレロ踊ってるギエムが髪を効果的に振り乱していたのをみて、ちょっと「連獅子」を思い出してしまったのは、私だけ?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月07日 00時07分55秒
|