歌 と こころ と 心 の さんぽ

♪　九条を守る奥の手ノーベルの威光に誓ふ戦争放棄

　　戦争の放棄を定めた憲法９条をノーベル平和賞に推した「憲法９条にノーベル平和賞を」実行委員会（事務局・神奈川県相模原市）に、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を受理したとの連絡があり、正式に候補になったことがわかった。

　　連絡はメールで９日夜、実行委に届き「ノーベル委員会は２０１４年ノーベル平和賞の申し込みを受け付けました。今年は２７８の候補が登録されました。受賞者は１０月１０日に発表される予定です」との内容だった。

鷹巣直美さん

　「戦争の放棄を定めた憲法９条にノーベル平和賞を」。神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん（３７）が思いつきで始め、昨年１月、インターネットで見つけたノーベル委員会に、英文で「日本国憲法、特に第９条に平和賞を授与して下さい」とメールを送信。その後も計７回送ったが、返事はなかったという。

署名活動の記事　クリックで拡大

　それで、友人にやり方を教えてもらい、５月に署名サイトを立ち上げると、５日で約１５００人の署名が集まった。ノーベル委員会に送信すると、すぐに返事があり、ノミネートの条件がわかった。推薦締め切りは毎年２月１日で、国会議員や大学教授、平和研究所所長、過去の受賞者らが推薦できる。受賞者は、人物か団体のみで、憲法そのものは受賞できないというもの。

　「９条を保持し、７０年近く戦争をしなかった日本国民の受賞に意味がある。みんなが候補として平和を考えるきっかけになれば」と、受賞者を「日本国民」にした。
　そして、この取り組みを相模原市の市民団体「９条の会」などに報告すると、協力者が次々現れ、８月には「憲法９条にノーベル平和賞を」実行委員会が発足することに。実行委は今年２月１日までに大学教授や平和研究所長ら４３人の推薦人を集めた。取り組みに共感の輪が広がり、推薦状に２万４８８７人の署名も添えてノーベル委員会に送った。そして、今回の朗報につながったのだ。

　今年１０月１０日発表での受賞を目指しているが、何度でも挑戦するため、実行委は署名サイトを続けている。是非、皆で署名活動に参加しましょう。
　「日本国民にノーベル平和賞を」署名サイト

　私も署名しました。Facebookでの拡散を呼び掛けるメールが届きます。

　安倍政権の図に乗った横暴を阻止するためにも、この運動は意義深いものと思います。
　憲法第9条の改正の思惑から、憲法を修正するのに必要な要件を緩和をめざし、秘密保護法を可決し、集団的自衛権の行使をも目論む。
　靖国神社参拝といい、ＮＨＫ会長の抱え込みといい、危うき方向へ舵を切っていく独善を放っておくことはできません。

◆２００６年５月８日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、２００９年２月中旬より再スタートしました。
◆２０１１年１月２日からは、楽歌「ＴＮＫ３１」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」　自作短歌百選（２００６年５月～２００９年２月）

☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集２０１２年１２月発行

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