歌 と こころ と 心 の さんぽ

　豆苗（とうみょう）は、えんどう豆の若菜。えんどう豆のスプラウトというわけだ。
　ビタミンやミネラルがたっぷりの緑黄色野菜で、とくにカロテンやビタミンCなどが豊富で、カロテンはブロッコリーの約6倍、ビタミンCはほうれん草の約2倍もあるらしい。

　再生して再度、収穫できることが知られていて、季節や栽培条件にもよるが、10日から2週間前後で茎が15ｃｍくらいに成長するという。それで、我が家でも再収穫を試してることに。

４月13日

　前日に根元の上でカットしてキッチンに置いてあったものを、二階の明るい窓際に移動。ＰＣのある部屋なのでその生育の様子が毎日、観察できるという訳だ。

　ビタミンEやビタミンK、葉酸も豊富で、β-カロテンを含めたこれらの栄養成分は一般的な緑色葉物野菜（ホウレンソウ、小松菜、春菊、ニラ）の含有量を上回るという。
　カロテンは皮膚や粘膜を強くするのに欠かせない栄養素で、目の粘膜に作用すれば疲れ目予防に、呼吸器の粘膜に作用すれば、細菌やウイルスの侵入を防いでかぜの予防に効果があるとされる。

４月15日

　２日経って、ほんの少し芽が出る兆しがある程度で、もあまり変化を見せなかった。伸びているのは、カットされないで済んだ芽らしい。

　日当たりが良い部屋なので水が腐ったりカビが生えたりする可能性がある。それは良くないので毎日、屋根に捨てては新しい水を補充する。

４月17日朝

　きのうは24度にもなる初夏の様な陽気だったせいもあって、４日目にも拘わらず１０cmまで伸びた。
　元気にすくすくと伸びてくる緑色の生命力。動物は心を癒され、元気を貰う。それは地上の生き物の極自然のあり様だと思う。

　豆の養分からして収穫は２回までが理想らしいが、甥の嫁さんは４回は収穫するという。最後は、ひょろひょろのモヤシみたいなものらしいが、必死で伸びてくるものを捨てるのは忍びないのだろう。

◆２００６年５月８日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、２００９年２月中旬より再スタートしました。
◆２０１１年１月２日からは、楽歌「ＴＮＫ３１」と改題してスタートすることにしました。
◆２０１４年１０月２３日から「一日一首」と改題しました。
◆２０１６年５月８日より「気まぐれ短歌」と改題しました。

★ 「ジグソーパズル」　自作短歌百選（２００６年５月～２００９年２月）

☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集２０１２年１２月発行

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