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カテゴリ:おもうまま・日常
若い頃は、 「これ、いくらだったと思う?○○万円よ。」 なんていう、なかなか買えない高額商品を持つことが 優越感だったり、自慢だったりすることが多かったと思います。 「げぇ~高!やっぱりいいものはいいよねぇ」 と仲間から言われると鼻高々気分。 そして結婚して子どもができてお母さん世代なると 「これ、いくらだったと思う?○○円よ。」 って言えば、いかに安くお値打ちに買ったかが、 買い物上手としての自慢話になります。 「え~ほんと~!絶対そんな風に見えない!それは安いわぁ」 って仲間から賞賛されるとヤッター!気分。 そして最近まわりでよく聞くようになったのが、 クレーム自慢! 「随分昔に買った洋服をそのブランドのお店に修理の依頼に 行ったら、そっけなくされたので、『直接本社にメールします』 って言ったら、態度が豹変して無料で直してくれることになった」とか 「クレームを言ったら新品と送料無料で交換してくれた」とか 「責任者を呼んでクレームをがんがんに言った」とか 納得のいくクレームもあれば、クレームの言い方が上手で相手が 弱腰になっているところに付け込んだ とも感じられるいやらしいクレームや 客商売はお客が上っていう態度のクレームもあります。 クレームを言うことで、感情的に優位にたてた快感、 実利をしっかり取ったケースなど、いろいろです。 そんなクレーム自慢を聞くたびに 正当なクレームはいいとしても、 なんだか相手の弱みに付け込んでいるような 言ったもの勝ちの気の強い人が得をするような なんだか世の中に蔓延する 「いかにうまくやるか」の風潮を見る思いで、嫌な気分になります。 クレームも受ける側もクレーマーを甘やかさない 毅然とした態度も必要ではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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