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テーマ:我が家の小鳥(2334)
カテゴリ:家族
一昨々日からの続きです。
※落鳥:鳥が死ぬこと。 なんとかならないか。 頼むえさを食べてくれ。 という思いと、 もうだめかもしれない。 との思いで、ハルを見ると涙が出そうになった。 額に手を当て落ち込んでいく自分がわかる。 そして、明日から仕事に行くという日。 いつものように獣医に行ってきた嫁が言った。 「今日はいつもと違う薬を打ってもらってん」 「昔は使ってたんやけど今は使ってないやつやて」 とにかく様子を見ることにした。 しばらくすると、 食べてる! わずかだが確実に食べ出した。 僕と嫁はハルの気を散らさないよう隣の部屋へ移ったがそこで静かにガッツポーズをした。 よし! と思うと同時に、 その薬早く使ってくださいよ! という気持ちもあった。 報告を受けた獣医の先生は、 この薬そんなに効くんやー と感心していたそうだ。 ともかく食べ出してからは徐々に回復していった。 振り返れば盆休みを全て看病に費やしたことになった。 逆にいえば盆休みで良かったと言える。 この時助かった要因は、 薬を切り替えるまで耐えきったことだろう。 早く薬を替えれば良かったと思うかもしれないが新しい薬の方が効くと思うのは当然だと思う。 それを古い方に替えようと思うには時間がかかるものだ。 そう判断するまで生き延びることが出来たからこそハルは助かったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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