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カテゴリ:はりまであいあい活動報告
はりまdeあいあいでは、未就園児の預かりあいをしたい人を募集しています。 今までも「預かりあいをしてみたいです」という方が何人か手を挙げてくださいました。 けれども、主に地理的な条件が合わないため、(活動場所に、ある程度近くに預かりあうメンバーがお住まいでないと、預かりあいが出来ないのです)まだ活動に至っていません。 活動場所は加古川市役所近くに確保しました。 駐車場はありませんので、各自、カーパークつつじを利用してもらうことになります。 (駐車料金は30分につき100円です。) 最低3人集まれば、活動が始められます。 今2人集まっています。 ただ、ここからが大切です。 預かりあいは無料で便利なサービスではありません。 もっと泥臭い、どんくさい、けれど温かいシステムです。 例えば、毎週この曜日に子どもを預かってほしい、というような場合、 はりまdeあいあいの預かりあいでは、対応できないと思います。 というのも、預かりあいの活動を始めてみればわかるのですが、 3人組で預かりあいを始め、活動予定を組んだとします。 今までの事例から言うと、だいたい毎週曜日を決めて、3週かけて廻すのが多いです。 例えば、火曜日だったら火曜日と決めて、第1火曜日から第3火曜日まで、フリーの順番を割り振ります。 ところが、そのとおり活動が廻るか、というと、それがなかなか難しいのです。 というのは、活動をしようと思ったら3人組の全員が元気でなければ、活動が出来ないので、3人組全員つまり6人のうち一人でも体調を崩せば、活動は流れます。 子どもたちは皆未就園児、つまりはおちびちゃんたちですから、ちょっとのことで、風邪を引いて熱を出したり、上の子からおたふくかぜをもらったり、いろいろあります。 親の方も、子育てを手伝ってくれる人が身近にいない人たちが、この預かりあいに参加しているので、体力的にいっぱいいっぱいで、ちょっとしたことで体調を崩したりします。 というわけで、大体毎週曜日を決めて、まわしたとしても、ひと月(4週)で1セット(3回分)廻ればラッキーかな、くらいのペースです。特に冬は体調を崩しやすいので、活動回数も少なくなりますし、また夏休みなどは、メンバーの誰かが帰省していれば、その間は活動できないので休止になります。 なので、「毎週この曜日、必ず子どもを預けたい」とか、「今下の子が生まれて、めっちゃ大変!誰か預かって」などの場合は、ファミサポや民間の託児施設などをお金を払って利用したほうがいいと思います。 では、なぜ預かりあいなんてするのか、というと、そこには「育ちあい」があるからです。 それはお金では買えないものです。(もっと言えば、お金で買っちゃいけないものです) 親の「親としての育てる力」をUPさせ、子どもの社会性を育て、ゆくゆくは地域の育児力をUPさせます。 なんだか最近「預かりあい」の言葉だけが独り歩きして、「預かりあいだったら、お金をかけずに子どもを預けられる」と勘違いしている人がいるみたいで、残念です。 たしかにそういう側面はありますが、それだけではありません。 そういう人も巻き込んで、実際にやってみてもらうと、勘違いも晴れて、そういう人の親力がUPしたらば嬉しいは嬉しいのですが、勘違いしたまま参加されて、「思ってたのと違う!」と怒って帰られたら・・・、と心配でもあります。 無料で出来ること、無料でやっていいこと、お金を出してやらなきゃいけないこと、それぞれあると思います。 そこらへんを理解して参加してくれる人を待っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 9, 2006 03:02:55 PM
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