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カテゴリ:HQあれこれ
お正月が舞台のハーレクインのお話ってあまり印象的なものがない。
お雑煮食べてるヒロインって想像できませんものね? ハーレクインの舞台は欧米。当然「クリスマス」が中心です。 では、ヨーロッパのお正月ってどんな感じ? ということで、今日は私の思い出話を。 ヨーロッパはお正月1月1日というより、メインは12月31日のニューイアーズイブ。この日は夜遅くから正装のディナーパーティー。とにかく目いっぱい着飾って、食べたり飲んだり。私も「ハイヒールにロングドレスが必須よ!」と言われて、ピンヒールに、パールのジュエリー・・・上から下まできめきめファッションで・・・楽しかったな。あのころのお洋服はその後、日本ではあまり(というか全然)着る機会がありません。場違いすぎて恥ずかしすぎる。 こうしたパーティーは結構上流のお家のパーティーだったので、みんながみんなこんなすごし方をするわけではないのでしょうが、とにかく日本の大晦日とは大違いでびっくりしたものです。なにしろクリスマスの前から連日パーティーばかり。朝食からお呼ばれなんてことも。オレンジジュースをシャンパンで割った、超豪勢なカクテルと言うかジュース(ミモザという)を朝から飲んでいるんですから・・・ さて31日は夜9時ごろからディナーがはじまります。ローストチキンなんてものはほとんど見ない・・・シカだとか、キジだとか、その種のローストがメイン。前菜からデザートまでのフルコースが終わるのは12時近く。着席のダイニングからこれまた豪勢なリビングに移って、シャンパンだのを飲みながら12時が来るのを待ちます。 でもって12時の時報にあわせて、花火が上がり、教会の鐘がなり、お互いにキスをしたり抱きしめあったりします。日本人にとってはかなりびっくり。初対面のおじ様ともハグハグしちゃいますから。こんな調子で夜遅くまで騒いでいますから、翌日1日はどちらかというとごろごろすごしていたような・・・。 国民性のちがいというか、文化のちがいというか。 着物を着て初詣という日本のお正月もいいものですね。 着物着てないけど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 2, 2006 06:29:52 PM
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