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南風のC級シネマ評論

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2006/03/21
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カテゴリ:映画-欧州
コーラス。
とある人から薦められて見た映画。
それまでレンタルビデオ屋で何度となく手にとってはいたのだが、借りずに棚に戻していた。
理由は? 「音楽とと教師と子供たち」の映画に、「またかあ」と少々食傷気味だったせいだ。

ストーリー
1949年フランスの片田舎。貧しい親元を離れて寄宿学校で暮らす子供たち。誰も会いに来てくれない面会日、帰る家のない夏休み。悲しい目をした子供たちを校長先生は厳しくしばりつけていた。
そんなある日、1人の音楽の先生がやってきた。先生は、さびしさをいたずらで紛らわす彼らを叱るかわりに、歌を教えてくれた。 歌うことで希望と無邪気な笑い声を取り戻す子供たち。その中に“奇跡の歌声をもつ少年”ピエールがいた。 だが彼は学校一の問題児だった…。
              (公式ホームページより

1949年のフランスと言えば、第二次世界大戦で受けた壊滅的な打撃から、ようやく立ち直ろうとしている最中である。
日本で言えば昭和24年。空襲だけで地上戦がなかった日本でさえ、ようやく生活が安定しだした時期だ。国全土で地上戦が行われたフランスでは、当然、その復旧の足取りは遅い。
国全体が荒廃し、当然、子供たちの心にもいろんな影を落としている。
そう言う時代背景に、さえない音楽教師と子供たちが繰り広げる物語だ。

ピエール(ジャン=バティスト・モニエ)の歌がいい。小さい頃に聞いたウイーン少年合唱団の歌声を思い出してしまった。彼の歌を聴いて指揮をするのを忘れてしまった音楽教師のマチュー(ジェラール・ジュニョ)。
彼はまた、ピエールの母親にほのかな恋心を抱く。教師だって人間・・・こんなエピソードにホットする。
ハッピーエンドでは終わらないのだが、これがフランス映画なんだと納得出来るラストの紙飛行機シーンだ。
子供たちの歌声と心のふれあいに、しばし時間を忘れ映画の中に引き込まれてしまった。

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最終更新日  2006/04/22 09:18:09 AM
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