|
カテゴリ:野球、ソフトボール
清々しいほど良い天気だ。
まさに投球日和。 幸いLty軍団Rが暇だったようなので、キャッチボールをする。 R「実は結構暇やからどんどん誘ってなー」 俺「そうだったのか」 R「授業は無いし卒論くらいやからな」 なるほど、確かに順調に単位を取り終えた人なら4回生に授業って殆ど無いな。 で、しばらく投げ込み開始。 … 彼は相変わらず、たまにカーブを投げてくる。 突然来ても捕るのに苦労はしないが、素人にしてはかなりの変化量だろう。 で、俺もストレートとジャイロ(+バックスピンの中間のボール)を投げ分ける。 さて、捕球側は違いをどう感じるのか…? R「んー、回転はまずちょっと違うよな でも後は…よく分からん」 俺「どっちがノビがあるとか失速するとか何か感じたりした?」 R「威力の質が違う…?受けた時の力の方向と言うか、なんかジャイロの方が威力があった気がするんやけど」 …ほう、それは意外だ。 威力で言えばストレートの方がありそうだけど…そう感じたのか。 不思議だな。 R「そう言えば弟が来たがってたから呼んでも良い?」 俺「おお、勿論構わんよ」 少しして、Lty軍団T(Rの弟、現在2回生)がやってくる。 俺「Tは野球サークルに入ってるんやったっけ?」 T「あ、はい」 俺「やっぱり先輩達上手いなーって思う?」 T「んー…あんまり… リーグでもいつも最下位争いしてるようなところ…」 俺「ありゃ まぁ強くない方がレギュラーになりやすそうで良いな」 T「とりあえず俺は外野守ってます」 確か彼は前にバッティングセンターに行った時に、かなりの球速を叩き出したな。 強肩だし外野はぴったりだろう。 と言うかこの兄弟、凄いな… 兄は完全に素人で108km/h、弟も野球経験は大学だけなのに118km/h。 最強先生や鬼みたいに体格に恵まれているわけでもないのに、かなりの運動神経だ。 ガキの頃から、俺らと皆で公園で走り回ってたのもあるのかな。 夏休みとか毎日のようにドッジボールしたり、ハチの巣に水鉄砲かけたりしてたよな。 さて、では弟君の実力を拝見することにしよう。 … なるほど、やっぱり野球サークルに入ってるだけあって兄と違うな。 兄のRは投げ方が自己流だからか球の回転が安定せず球にジャイロ気味になったり沈んだりするけど、弟のTは綺麗なバックスピンだな。 回転数はなかなかだが、滅法多いと言う訳ではない。そこそこか。 で、俺が一通り球種を全て投げて肩も温まってきた頃… T「ちょっとフォーク投げるので見てもらえませんか?」 …フォーク!? 野球をしない人でも聞いたことあるくらい有名な球種だけど、実際投げるのってかなり難しい。 少なくとも俺は早々に無理だと判断して諦めた(その代わりにナックルやチェンジアップを投げる) 落ちないというより、制球がまず無理なんだよな… T「じゃ、いきます」 俺「よしこい」 …なるほど。 T「どうですか?」 俺「確かに上手い事バックスピン成分は消せてると思う。が、横回転…シュート回転がまだ結構残ってるせいで落差自体はそこまで大きくはないかな。ただ落ちてはいる」 低めに決まれば軽くシンカー気味に落ちている気はする。 変化量はまだまだだけどフォークを相手の捕れる所へ制球しているのが凄いな。 磨けば決め球になるんだろう。 で、彼にもストレートとジャイロの違いを聞いてみよう。 T「回転がちょっと違う…?なんかジャイロの方が沈んだように見えました」 ジャイロの方が沈んでいるのは事実。ストレートと違って揚力が少ない(or無い)しな。 少なくとも少し違って感じたってことか。 この兄弟の意見をまとめると、「少し違ったように感じたけどそこまで大きな違いではない」ってところか。 まだ、何かが足らないのだろうか。 今日は球速もそこそこ速めに投げたし、回転数もそれなりにはあるはずだけど… まだ回転軸のズレ方が弱いのか? これから鍛えていく必要がありそうだ。 で、その後、Tは用事があったのでRとスマブラでもする。 スマブラをやってるだけでいつの間にか3時間が経過していたのだから凄い。 流石にこれだけやってると俺も途中で飽きてきた感があったのだが、彼が「勝つまではどんどんやるぜー」と意気込んでたので続けた。 が、彼の意気込みも虚しく…こちらの全勝で終わる。 まあ、仕方ない。彼の家にスマブラXは無いしな… 多分持ってて家で練習してれば、何割かは俺も負けるだろう。それくらいの実力は彼にはある。 何せ元々スマブラDXでは市内で最強集団と謳われたLty軍団だ。 丁度良い時間になったのでこの辺で解散することにした。 風呂でちゃんと筋肉ほぐしとかなきゃな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.29 21:01:05
コメント(0) | コメントを書く
[野球、ソフトボール] カテゴリの最新記事
|