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†Be an "ACE PITCHER" ~聖地:マウンドを目指して~†

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あおいる

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あおいる@ Res >杵築の男さん んむ…そうだな とりあえず…
杵築の男@ Re:俺ルール(09/12) ルール「8」だけはやめてくれ!! 俺は、…
あおいる@ Res >ビリーさん ありがとう^^せっかくな…
ビリー@ 途中で送ってしもーたわww(^ω^;) それ以上に楽しいことはあると思います。…
ビリー@ 高知hshs(^ω ^) 新天地が良さそうで何よりです^^慣れるま…

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2010.12.23
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とある人からキャッチボールをしませんかとの依頼が入った。
誰なのかと言うと…
3年前に一度だけダンデの合宿(邑久合宿)に来た、現4回生のS君である。
彼は元々野球部に所属していた。
そして3年前の邑久合宿で俺とキャッチボールをした訳なのだが、何故か俺の球が忘れられなかった、もう一度キャッチボールがしたかったらしい。
…歓迎だ!
人にインパクトを残せたなんて最高じゃねえか!この話聞いただけで俺は感動したよ。
是非ともお相手せねば。

で、会う。
キャンパスから草津駅まで走ってきたとの事だから驚きだ。凄いな。
S君「お久しぶりです!院生でしたっけ?」
俺「久しぶり、そうだな。そっちはもう卒業するのかな?」
S君「東京の方の大学の大学院に行くんですよ」
俺「文系の院とは珍しい、頑張ってくれ」
んー、凄いな。
外部の院、それも関西から関東にに飛び込もうとするやる気が凄い。
まあうちから関東に出てまで院に行くってことは多分東大か一橋か早稲田か慶応あたりだと思うけど、その辺はあえて聞かないでおこう。

マンションの公園でキャッチボールを始める。
とりあえず肩慣らししてから本番。色々な球種を投げる。

S君「スライダーってどう投げてますか?」
俺「こうやって…」
S君「じゃあ僕も試してみます」

ほう、なかなか。流石経験者だけあって投げ方が分かればそういう回転の球をすぐに投げてくる。
そして彼は、俺の変化球全球種の投げ方を聞いて来るのであった。
投げ方をここまで聞いて来る人も珍しいな。熱心だ。
そして俺も彼から1つ新しい投げ方を教わった。
カーブの投げ方だ。
S君「元プロ野球選手の槙原がこうやって投げてたらしいんすよ」
俺「なるほど」
S君「抜くように投げます」
俺「抜くように…か」
握った感覚では「こりゃ制球がつかんな」と言う感じだったが…

!?
あ、あれ?
予想以上に落ちるぞこれ。
しかもあまり暴投にならない。
俺が投げている従来のカーブより安定して落ちているような…
いやこれは大収穫だ。
俺は普段からボールを握って独自に変化球の握りを開発しようとはしているが、この握りは試したことが無かった。
使える。たまたま今日が上手く行ってるだけかもしれないけど、これは使える。

この後もストレートを交え、様々な球種を投げる。
ストレート、スライダー、斜めのスライダー、教えてもらったカーブ、シュート、フォーク、チェンジアップ、ジャイロ…
まさに七色の球種(キリッ と言いたいがまあ完成しているのは少ない。
彼の捕球技術は高い方だが、ちょっと120km/h以上の球を投げるには不安だったので、115km/hくらいに抑えるようにした。
すると彼から面白い感想が。
S君「ストレートだけは何か音がするんですよ」
俺「え?音がする…?」
S君「空気を切り裂きながら向かって来ているような音がします 回転が凄いんですかね?」
俺「そんな感想は初めてだ、何故だろうか…」
いや本当に何故だ?
シュートとかスライダーとかも回転数はかなりかけてるはずだが…やっぱり球速?
しかしジャイロを投げてもそんな音はしなかったらしい。ジャイロも115km/hくらいあるはずだが。
そして意外なもう1つの感想。
S君「1番怖いのはですね…ストレートじゃなくてジャイロなんですよ」
俺「そりゃ珍しいな、大抵は皆ストレートのノビと威力が1番やばいと言うけど」
S君「ストレートは良いとこにくると浮き上がって威力はありますが、何とかはなります。ただジャイロは何かグローブが押されると言うか思ったよりも手前に球が来てると言うか…」
…そうか!
俺が投げているのは4シームジャイロ。
その特徴は、「空気抵抗が少ない為思ったよりも速く到達する」だ。
ただしこの特徴は中途半端なジャイロでは全く出ず、球速と回転方向、回転量が必要。
しかし今回彼がそう感じたと言う事はこのジャイロはそれなりに意味がある…使える球種と言う事か。
予想外の収穫だ。
投げ方を学んでいざ投げてみてもあまり特徴が無く、むしろストレートと比べて威力不足で単なる棒球になりもうあまり投げないでおくかと思っていたこの球種だが…
復活させる価値はある。

まあ、彼がそう感じたもう1つの種明かしはと言うと…
ジャイロは本気で投げても120km/hは出ないから、本気で投げても彼が捕れるだろうと思って最高の状態のものを投げたけど、
ストレートは本気で投げたら多分捕球に苦労するだろうとのことで意図的に球速を少し落として投げていた。
だから相対的に見て前者の方に恐怖を感じたのかもしれんね。
ストレートも本気で投げてればちょっと違った感想になったかもしれない。

何と1時間以上もキャッチボールを行い、その後彼は自宅の神戸へ帰ることとなった。
S君「またやりましょう!」
俺「そうだな!」
是非ともまたキャッチボールをしたいものだ。

…そういや久しぶりだなこんなに長く結構力入れてキャッチボールしたのは。
親父は老眼の進行で昔ほど速い球を投げる訳にもいかないし、車好き4回生も速い球投げてまたトラウマでも引き起こしたら可哀想だし投げられない。
直近で言えば10月上旬の砺波で同志社部長相手に投げた時以来か。

さあ、明日は筋肉痛だ…





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Last updated  2010.12.24 01:10:18
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