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カテゴリ:野球、ソフトボール
降りしきる雨の中…
外には出ず、家で肉体を鍛えていた。 さて、野球の話だ。 珍しく、プロ野球の話をしよう。 今年のプロ野球はバランスがおかしい。 去年までは、1試合に4点近く入って当たり前だったのが野球。 しかし今年は、1試合に3~3.5点しか入らない。 パリーグに至っては1試合3点すら際どいレベルだ。 つまり、投高打低なのである。 まるでサッカーだ。 何故こうなってしまったのか?という推測だが… ボールの変更がほぼ全てだろう。 微妙に縫い目とかが変わって変化球がかかりやすくなった。 そして打球が飛びにくくなった。 だから投手が有利になる。 「野球は点が入りまくってるのを見てこそ面白い!」と言う人にとってはつまらないだろう。 一方で、「野球は投手戦になってこそ面白い!」と言う人にとっては見ごたえがあるかも。 俺はどちらかと言うと後者で、手に汗握る投手戦(接戦)が好きだ。 自分が投げる方が好きだからかな…?多分ね。 チームの防御率(防御率とは、大まかにいえば1試合平均何点取られるかの数値で、少ない方が良い)が下がっているということは、勿論投手個人の防御率も下がっている。 普段なら滅多に見ない1点台がわんさか。 ここまで来ると、評価が難しい。 今年1点台だからと言って、「こいつぁすげえや!」と簡単には決められない。 だが、その中でも神だと思うのはご存じ日ハムのダルビッシュだ。 去年まで、4年連続で防御率1点台。 去年までは今年と違って投高打低ではない。そんな中で4年連続1点台はまさに神の領域。 まず、ストレートが速い。速いだけでなくキレを感じる。 そして何より変化球の球種が豊富で、1つ1つの変化量も大きい。 スタミナ・コントロールも高い方だ。 まるで、パワプロで意図的に作ったかのようなハイレベル投手。 能力もさることながら、特筆すべき点は投球に対する知識が豊富なことだ。 4Sジャイロボールの真実(バックスピンより沈んでいるが、初速と終速の差が小さいから打ちにくい事)を知り、その理由を他人に説明できる。 こんな事、普通のプロ野球選手は殆ど説明できない。 投球流体力学は理系的な理解が必要なので、人に説明するにはそれなりの学力が必要。 ぶっちゃけ知らなくても構わないのだが、それを理解し新たなオリジナル変化球に応用しているのが凄い。 因みに俺もこの投球流体力学については大体のプロ野球選手より深く理解はしているつもりだが、 如何せん素人なので知っていても自身の投球に応用できる範囲は限られている。 それを応用出来るダルビッシュは正直言って羨ましい部分はある。 なんて語ってると、キャッチボールがしたくなってきたな。 筋トレ中なんでキレのある球は投げられないと思うけど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.17 01:09:31
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