有終の美@白銀世界
昨日は、卒業式を除く学生生活ラストイベント…修士論文発表会の日。しかし先日述べたように、寒波が到来。5cmくらい積もるだろうと予想していたが、予想以上の結果になる。寒冷渦が京都直撃後に滋賀県に遷移し、特に湖西~湖南に大雪が降る。そして俺が目覚めた朝7時の時点で何と積雪は9~10cm。勿論今年最高レベル。それどころか、10cm近く積もるのって滅多にない。5cmレベルなら毎年積もるけど10cmはなかなか。今までで7~8cm以上積もった日は、2008 2/3, 2/9, 2/13, 2/242010 12/312011 1/10, 2/15このくらいか?記憶が合ってるか知らん。2008年2月は気象好きの中でも伝説の月となっている。このうち半分が南岸低気圧、残りの半分が北風寒波によるもの。この中で1番積もったのっていつだろうな?どれも似たり寄ったりで優劣までは記憶していない。因みに俺の記憶にある中で、最も草津で積雪が多かったのは1996 12/24~12/25かな?俺が小2の時だ。時期がクリスマスだったのと、積雪量があまりにも凄すぎたので記憶に残っている。25cmくらい積もったんだよな。どんな気圧配置でどの程度の寒波があったのだろうか。今から考えたら物凄く気になる。…話が戻って今回の寒波になるが、このような北風寒波パターンだと湖東~湖北はむしろスカるという珍しい現象が起こる。多分、彦根や米原は2/17夜~2/18昼にかけて殆ど全く降雪がないはず。不思議なもんだ。一方でドM村君が住んでる雄琴や湖西の方は15cmくらい積もったんじゃないだろうか。湖南は大津~草津~栗東~守山~野洲あたりまで恐らくほぼ一様に10cm前後だと思われる。夏は夏らしくあれ、冬は冬らしくあれが俺の考えなので、夏に38度越えたり冬に大雪が降るのはワクワクするもんだ。気分が良い。夏は涼しく、冬は暖かくの方がすごしやすいんだけど、中途半端は嫌いなんだ。それが良ければ四季のない国に住めば良い。もしくは沖縄に住めば良い。…が、しかし。修士論文発表会当日にこの大雪は結構大変だ。滑りそうになりながら苦労してチャリで学校までいった。雪は予想に反して昼では止まず、夜まで降り続いていた。で、いざ発表会本番。緊張は殆どない。意外に聞こえるかもしれないが、俺はアガリ症だ。かなり緊張しやすい。昔は何でもかんでも緊張していた。でも最近は以前より緊張しなくなっている。よく分からないけど、精神的に強くなったわけではなく、本当の修羅場に立っていないからだと思う。ドM村にもアドバイスしたのと同じで、俺は基本的に失敗するデメリットが少ない事や得意な事やあまり興味のない事では緊張しない。今回のこの発表会も「別にミスっても問題ない」「質問がムズくて分からんかったら適当に流せば良い たった3分だし」「失敗しても単位落とすとかじゃないだろ 学校側にそうするメリットないし」「そもそも俺は人前で話すのはどっちかというと得意だ」「研究さぼってたわけじゃないし仮にも西園寺なんだから堂々とすりゃそれでいい」こういう沢山の思考が、結果的に緊張しないと言う良い結果を導く。実は就活の面接も殆ど緊張していない。最終面接は流石に少し緊張したけど…。「就職出来なかったらもう1年学生生活楽しんで来年やればいい それもそれでいいじゃないか」「別に俺には扶養する家族が居るわけでも、出来る予定があるわけでもないしさっさと社会に出る責任ないだろ」「働くのが楽しそうには見えんしな」そりゃ、緊張せんわな。面接で緊張する人はこんな感じで気軽に考えてみたら良いよ。…んー、やっぱ修羅場に立たされてないな。「これミスったら人生やばい気がする」とか、そういうのって直近で言えばセンター試験くらいか。後は、女の子と遊びに行くとかそういうのは緊張するもんだ。苦手分野だからな。発表は勿論のこと無事に終わる。うなぎも無事に終わる。研究室のメンツと語り合う。折角なので最後くらい遊ぼうと言う話になる。実は研究室のメンツと全員で遊んだ事は無い。例えばI君とかボウズとかとかよく麻雀をするけど、それは全員ではないからなー研究室内では仲良く話すけど、プライベートで遊ぶような関係じゃなかったんだ。(断じて、嫌とかそういうわけではない)…んで、研究室の同級生7人でボーリング。面白いのは、比較的体格が良くて体重の重い2人が、揃って球が遅いけどテクニシャンだった事。遅球を操って残り1本のスペアをとるとかなんかカッコいい!そして実はこの研究室、ボーリングなかなか出来る人が揃っていた。アベレージ100を切る人が居ない。しかし接戦と言うわけではなく、トップ争いは完全に俺とうなぎの一騎打ち。最終的に俺とうなぎがアベレージ160,1人がアベレージ130,残りの4人が110前後という結果になる。うなぎは人生最高スコア173を叩き出した。何と20も更新したようだ。確かにうなぎのアベレージ(120台くらい)を考えると最高150ちょいじゃ低すぎる。170くらい出てもおかしくない。因みにアベレージが120あるかどうかのドM村の最高スコアは210らしい。凄すぎる。と言うかどうやって出したんだろうか。俺は今回のハイスコアは181だった。人生最高は200である。研究室メンツと解散した後は、電光軍団で集まる事に。まずは俺、うなぎ、ドM村、連打の名人で晩飯を食いに行く。回転寿司だ。連打の金遣いが粗すぎる。大トロ、ぶりトロ、いくら大盛りなどの高級メニューばかり食べ、結局3000円ちかくしていた。いくらパチスロで勝った直後だからってよくやるな…個人的に貯金のコツは、「金が入った時に調子に乗って使いまくらない事」だと思っている。給料日直後に飲み会でおごりまくったり、パチスロで勝った直後に高い買い物をしたり…とかそんな感じ。そういう俺は金が入った時に使いまくる事はしないけど、大変な事を頑張った時に自分へのご褒美的な感じでそこそこ羽振り良く使っちゃう事はある。面接終わった後に昼飯に2000円くらい使ったりとか…(笑そしてここで、久しぶりにノムさんと合流する。ノムさんといえば4年で卒業し社会人として働いている三重県民。俺らが暇になったのを聞きつけてやってきたのである。第一印象は「めっちゃ変わった!」「なんか髪の毛黒くなってる」「痩せたな」と言った感じ。全員同じ印象を抱いていた。って、髪の毛黒くなってんのは当たり前か!社会人だもの。むしろ染めてる方がびっくりする(笑折角なのでみんなで遊ぶ。卓球とビリヤードに興じる。ドM村「僕めっちゃ卓球上手いねん!負けへんわ!」と珍しく自信満々だったドM村だが、あっさりうなぎに粉砕される。ドM村「えっ、僕の回転かけたサーブが返されるなんて…」うなぎ「なんでそれで驚いてんだよ」彼のメンツを保つために加筆しておくと、ドM村は決して下手ではない。むしろ普通の人と比べたら結構上手い方だとは思う。ただ、うなぎが器用すぎるのだ。奴は素人の中では相当レベルが高い。一方で連打はビリヤードがなかなか上手かった。ノムさんは卓球でカットする事ばかり考えていた。夜も遅くなり、象さんの仕事が終わったとの事で彼とも合流する。象さんも結構久しぶりだ。杵築の男がこっちに来てた時に遊んで以来かな。実は最強先生、泳げなかった男、水球の鬼、そして仕事を辞めて滋賀に来ていたらしいツタヤ愛好家も来る予定だったのだが、最強先生はいつも通りのドタキャン(連絡なし)、泳げなかった男は眠すぎて寝てしまい、鬼とツタヤは結局鬼の家で寝ると言う事で誰も来ず。んーせめてツタヤとは久しぶりに会っておきたかっただけに残念。ってか彼らが全員来ていたら電光軍団が10人勢ぞろいするとこだったんだな。やばい。杵築の男がこっちに来てた時は最高9人集まったから、それを上回るところだった。…象さんハウスで昔の話とか、麻雀をして楽しむ。「そういえばウルフって今どうしてんの?」「誰かメールしろよ」「麻雀で負けたやつ日本酒一気飲みな!」「海に行った時に最強先生が杵築のデジカメをドボンさせたこともあったなー」「泳げなかった男のエレベーター事件は驚愕だった」「おくらと連打って仲良かったよな?」「いやあれは幻想だ」「ドラカンした次の局でドラポンすんなこのドラえもん」「生徒紹介してやろうか?」「いや待てそれ中学生だろ」「競馬王もこのマンションにいたらよかったんだけどな」「四国四県言える?」「愛媛と徳島と高知と…あれ?」「そういや昔ここでロウソクたらして遊んでたよな」「あの頃は若かった」…電光軍団の宴は朝まで続いたと言う。朝の寒さは異常だった。大津で-4.1度と今年最低気温を更新、そして東近江では-11度近くまで冷え込み、歴代最低気温を更新。これはやばすぎる。滋賀県の平地で-10度下回るっておかしいだろう。今回の寒波がどれほど強烈だったのかを示している。誰かさんが琵琶湖までやってきてしじみをトゥルルしてきそうだ。(因みに琵琶湖にはセタシジミという固有種が存在している。これ豆知識な)これほどの冷え込みだと流石に我がアテンザスポーツも凍りついてしまって大変だった。ここまで寒いのは本当に記憶にないくらいだしな。最後になるけど、俺の学生生活は実質昨日で終わった。まだ実感はわかない。まあ…充実した日々はおくれたと思う。電光軍団に出会った事、ダンデに入った事、この研究室を選んだ事、この辺は全て上手くいったんじゃないだろうか。ここで得た繋がりは今後も無碍にせずに続けていきたいな。