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2021.06.01
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カテゴリ:邦画
2250 アバター


※ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
・監  督  和田篤司
・原  作  山田悠介「アバター」(角川書店)
・製  作  山田浩貴
       長江俊和
       小林三四郎
       林 瑞峰
       増田浩太郎
       小浜圭太郎
       上村知之
       深沢佳文
・プロデューサー 木下陽介
       中村知樹
・脚  本  野口照夫
・撮  影  平尾 徹
・照  明  斉藤久晃
・録  音  古茂田耕吉
・美  術  真貝陽子
       吉田由紀
・編  集  深沢佳文
・キャスティング 久保田隆久
・音  楽  碇 英記
・主 題 歌  The alps「青写真」
・イラスト提供 PansonWorks
・制作プロダクション ネビュラ
・製  作  「アバター」製作委員会(ミュージアム
       ピクチャーズ、ネビュラ、太秦、ヒュー
       マックスコミュニケーションズ、大藤玲
       一事務所、M.C.S、GUILD、ワイ
       ンドアップ)
・配  給  太秦
・ビデオグラム版スーパーバイザー 溝口景俊
       鈴木祐介
       竹中島広道
       谷口 聡

【 キャスト 】
・橋本 愛
・坂田梨香子
・水沢奈子
・はねゆり
・佐野和真
・指出瑞貴
・大谷 澪
・増山加弥乃
・清水富美加
・鈴木 拓(ドランクドラゴン)
・保積ぺぺ
・大島容子
・滝藤賢一
・温水洋一
・加藤虎ノ介
・紺野まひる


※ジャケット(ウラ面)

【 仕 様 】
・型  番  DMSM-9161
・製作年度  2011年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  「アバター」製作委員会
・販 売 元  GPミュージアムソフト
・ジャケットデザイン 太田雅之(SONIC ARTS)
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  全国劇場公開作品
・リリース  ----
・収  録  本編 92分+特典 33分
・サ イ ズ  16: 9 LB 本編:ビスタサイズ
・音  声  ステレオ
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  1.メイキング・オブ・アバター
       2.本編にはない裏事件を3シーン収録!


※ディスク

【 ジャケット 】
・オモテ面:このアバターで、私はすべてを手に入れる
・ウラ面 :鬼才・山田悠介が描く、
      新時代のバトル・ロワイヤル!!
      注目の新星・橋本愛を主演に迎え、
      待望の映画化!!
        アバターに支配された学園。
        地味で冴えない道子が、
        ある日『学園の女王』に!?
        加速する欲望…
        暴走する狂気…

ジャケットのデザインは、太田雅之さんとのこと。昨日の『野獣〈クーガ〉の檻/Nami 第42雑居房』と同じ方のようだ。製作年度に隔たりがあるので、ジャケットの印刷のクオリティが明らかに高くなっている。小さい文字も潰れず、キレイに印刷されているのだ。昨今の印刷技術には、目を見張るものがあるな。(苦笑)
で、デザインそのものはどうかと言うと、うーん、イマイチかな。折角、カワイイ女の子がおおぜい出演しているのに、オモテ面もウラ面も、似たようなポーズの画像が多用されている。こういうところは、もっと工夫して欲しかった。(溜息)

【 感  想 】
「年貢の納め時」

橋本愛さんが主演した学園サスペンス。山田悠介さんの小説が原作なので、ワンアイデアの極端な設定、安直なストーリーが展開される。そうするため、登場人物は類型化されており、観客からすると感情移入がしにくくて仕方ない。同世代ならそれでも良いのかも知れないが、大人になると少々ツラい。映像になると、その辺りは役者さんの演技力に委ねられる部分もあるが、本作品は、まずまずと言ったところ。橋本愛さんの怪演で漫画みたいなラストシーンにも説得力があった。(笑)

――高校生の阿武隈川道子は、誕生日に携帯電話をプレゼントされる。早速、学園内で流行っているSNSサイト《アバQ》に招待される。けれど、学園の女王様とも言うべき阿波野妙子にバカにされるだけだった。課金によって服やアクセサリーなどのアイテムを得て、アバターを美しく着飾るのが、アバQのシステムだ。母子家庭で生活に余裕のない道子には、縁のない世界だった。
ところが、イジメの標的にされている西園寺真琴から、復讐の計画を持ち掛けられる。道子のアバターを進化させ、信奉者を増やし、学園を支配するというものだった。道子は、妙子への敵対心から、非道な方法で資金を調達し、アバターを美しくして行った。やがて、妙子に付いていた取り巻きの生徒も道子へとなびき、一大勢力へとのしあがる。それは、教師をも自在に操る力だった。
……というお話し。

阿武隈川道子役を演じたのは、橋本愛さん。堂々の主演ぶりでした。
もう一人、道子の参謀として暗躍した西園寺真琴役を演じた水沢奈子さんも好演。
ちなみに、清水富美加さんや能年玲奈さんなど、善くも悪くも名前の知られた女優さんも出演している。(苦笑)

2011年度の製作だが、いま観ると陳腐化が激しい。と言うよりも、2007年には初代iPhone が発売になっていたし、その後は代を重ねて、2011年はiPhone4 がリリースされている。既にガラケーは瀕死状態だったはず。アバターも廃れて(?)しまった。いまも様々なアプリで使われているが、それそのものに熱中することはない。ツアーで優勝した女子プロゴルファーが前夜、ラインスタンプを 250円で買ったとネットのニュースで紹介されていた。そういう時代になったのだ。思うに、本作品を製作していた時点で古くさかったのではなかろうか。そんな気がする。

それよりも、メンバーからお金を徴収してトップが湯水のように使う構図は、新興宗教団体のようでもあるし、江戸時代の年貢制度を思わせて面白かった。日本人らしい発想と言える。年貢を納める習性は、私たち日本人のDNAに深く刻み込まれているのかも知れない。

橋本愛の尖った演技は面白かったが、映画そのものは時代遅れの感じが拭い切れない。そもそも、どんな世界にも多様な選択肢が提示されるのが、いまの時代だ。一つの学園で、一つのアプリで、生徒の大半が一つにまとまること自体、ファンタジーでしかない。流行りモノにのっかる心理とは、質的に異なる。コメディとして観るなら、ツッコミながら楽しめるだろう。でも、ホラー映画としては、伝わって来るモノに説得力がないなぁ。(溜息)

女子高生がいっぱい出てくるので、女子高生好きな方にだけ、オススメしますね。(それ以外はムリ)


【 山田悠介関連作品 】
『2188 親指さがし』
『2134 あそこの席』
『1407 復讐したい』
『1399 リアル鬼ごっこ』
『1400 リアル鬼ごっこ2』
『1401 リアル鬼ごっこ3』
『1402 リアル鬼ごっこ4』
『1403 リアル鬼ごっこ5』
『1404 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン -序章-』
『1375 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.1』
『1376 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.2』
『1377 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.3』
『1378 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.4』
『1379 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.5』
『1380 リアル鬼ごっこ/ジ・オリジン Vol.6』
『1405 リアル鬼ごっこ/ライジング』
『1406 リアル鬼ごっこ(2015)』

【 橋本愛さん出演作品 】
『2129 新あなたの知らない世界』
『2157 貞子3D/2Dバージョン』
『1935 寄生獣』
『1936 寄生獣/完結編』

【 大谷澪さん出演作品 】
『2136 携帯裏サイト』





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Last updated  2021.06.01 05:30:06
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