魅惑の西洋食器でテーブルコーディネートを
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ドイツのマイセン、ハンガリーのヘレンド、デンマークのロイヤルコペンハーゲン、フランスのセーブルといった美しい西洋磁器は、日常に使うことで生活を豊かにしてくれます。素敵なテーブルを演出するのにお奨めのお品を紹介いたします。
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ブルーダイヤモンドという名のヘレンドらしさ溢れるシリーズ。今、最前線で戦っていらっしゃる方々はダイヤモンドのように貴重で輝いている存在だと思います。 セーブルブルーの小皿に置いたのはハミルトンのアンティーク時計。この時の日記に記した武者小路実篤の詩はよく読み返します。気持ちが穏やかになるの…。 そしてラピスラズリの石をステーキに見立て、アメジストのアクセサリーをソースのようにセーブルのお皿に配して…。ラピスラズリはこの時の日記に書いた通り神秘的で幸運を運ぶ石として有名ですね。蒼い色は見るたびに変化するようにも思い、まるで小宇宙のよう…。 優雅に贅沢に ロココを現代に継承するセーブル。なんだか「しゃんしゃん」と音が聞こえてきそうな気がします。セーブルは深いブルーが有名ですが、アガサブルー(瑪瑙色)と呼ばれる淡いブルーも美しく根強いファンが多いそうです。 不思議な文字が記されたセーブルのプレート。果たして私に意味が解る日が来るのでしょうか?と書き込んだら、海外のあちこちで長く暮らし、聡明でなんでもよくご存知のマダム・ゴージャスさまが「大好きって書いてあるんじゃない?いろんな言い方で。。。」とコメントをくださいました。それ以降、きっとそうだと思っています。 もう一方は私がこの楽天ブログを始めた2005年にペイントされた比較的新しいセーブルのプレート。宇宙と未来と新しい世界を2013年の新年のイメージに重ねてアップしました。今の禍が終息した後の世界も良い方向へ変わっていける未来でありますように。 シャルル9世と美女の中の美女ディアーヌ・ド・ポワチエの肖像画が描かれた豪華な装飾の飾り皿。この2人が何故ペアなのか判りません。もしかしたら多くの肖像画が同じ模様のお皿に描かれたうちの2枚というだけかも?だとしたら何枚誰々が描かれて作られたのか興味があります。ただこのお皿の装飾がポワチエのドレス(写真リンク先にアップした有名な肖像画)をイメージして作られていることから、ポワチエを取り巻く人たちでポワチエが主役なのでしょう。 こちらも美女が描かれたカップ&ソーサー。磁器に描く肖像画というのは色の発色等を考えても難しいと思います。とても丁寧に描かれていますが、彼女が誰なのか判らないまま…。元となったこの女性の肖像画、いつか出会えたらいいのに…。 かの有名なトゥール・ダルジャンのお皿。実際に本店でのサーヴに使われていた食器ですが、現在は入手が難しいかも?その昔、横浜そごうにトゥール・ダルジャンのショップが入っていてあれもこれも欲しいとワクワクしたのを思い出します。今、あの時のように胸が高鳴る場所、なくなってしまいました。同じころ、地元神戸のプランタン7階も私にとっていつまでも留まって居たいような心地よい空間、憧れが詰まった場所でした。手持ちのセーブルのいくつかはプランタンで求めたものです。 隣はフランスのアンティークセンター Louvre des Antiquaires取扱いのフランスらしさ漂うフラワーベースですが、実はワインクーラーにピッタリなの。私は本来作られた目的と違う使い方が好きなようです。セーブルやパリ窯の食器とよく合います。 もうひとつ。パリ窯のアンティークで2段になったケーキスタンド。ブルーのラインがフランスらしく、愛らしいピンクの薔薇のガーランドと美しく調和しています。ホテルなどアフタヌーンティーでよく使われる英国製のケーキスタンドとは趣が異なるように思います。こういう高さのある食器はテーブルコーディネートの際に重宝し、テーブルの演出として纏まりやすくなると個人的には思ってます。 ヘンリー4世の肖像画のカップ&ソーサー。そしてパリ窯の可愛い天使が描かれたカップ&ソーサー。共にフランス製。パリ窯の食器は日本へ入っているのがすごく少ないように思いますが、私にとって心惹かれる作品が多いです。出会ったら即決断しなければなりません(笑)。 ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド(フルレース)。あまりにも有名なシリーズですね。この時の日記に映画My Fair Ladyにブルーフルーテッドが沢山登場し驚いたと記しています。私は映画などで小道具として使われる食器につい目が行ってしまいます(笑)。ブルーフルーテッドが登場する作品はとても多く数えきれないくらいです。英国ロイヤルアルバートのオールドカントリーローズ(私の初恋の食器)も色々なシーンでよく使われています。私の場合、そんな食器たちが登場するシーンはよく記憶に残っています。 お隣の写真はブルーフルーテッド フルレースのようでそうではないベトナム製の食器です。西欧ブランドの食器、自国での生産は減って(高級ラインに抑え)多くのシリーズは東南アジアで生産するようになったからその影響でしょう。詳しくは写真に貼ったリンク先で…。 ロイヤルコペンハーゲンのブルーフラワーカーブ。個人的には普段使いにピッタリでお料理が良く映える優秀な食器だと思っています。地模様の流れるようなカーブが美しく、リチャードジノリの定番ベッキオシェイプに似た感じです。カップ&ソーサーに紅茶を注ぐとブルーと朱のコントラストがきれいです。私はヘレンドのトッピーニの角笛(この頁の一番上の写真)といい、こういう色合いに強く惹かれるのでしょうね。トッピーニの角笛と一緒に置いた2つの動物のフィギュリンもこの2色の組み合わせなのです…。(ヘレンドの動物のフィギュリンは2色使いで2頭ペアが多いです) 2005年11月の日記に載せたマイセンのコバルトブルーのモカセット。この時に「私の集めている洋食器では、ブルー系の食器が一番多いように思う。ブルー系は、セーブルのプレート達や、つい先日写真をアップしたヘレンドの「トゥッピーニの角笛」や、ロイヤルコペンハーゲンの「ブルーフラワーカーブ」、ウェジウッドの「フロレンティーンターコイズ」など、深いブルーからターコイズブルーまで様々だけれど、どれも使い易い。」と記しています。実はこのモカセットは手違いで私のところにやってきたものですが、そういう運命?と受け止めて(笑)私のところにいてもらっています。 他にもブルーの食器は英国ウェッジウッドのフロレンティーン ターコイズシリーズ 、ドイツ リンドナーのモスローズコバルトシリーズ等々すぐに思い出せないのもあるくらい持っていますが、どれも気に入っています。フロレンティーン ターコイズは購入する際、同じく英国ロイヤルドルトンのイングリッシュルネッサンスにするかどうかすごく迷いました。イングリッシュルネッサンスは正統派のイメージ。フロレンティーン ターコイズはカジュアルにも使えるということで選択。この選択は正しかったのか今も疑問が残り、時折自分自身に問いかけています。 ブルー&ホワイトの食器は日本の染付等にも見られ愛用する人も多いと思います。欧州でも多くの窯で作られ、世界中の多くの家庭の食卓を彩っています。 最後にもう一度。医療関係者やエッセンシャルワーカーの皆様へ、頑張っている多くの方々へ 心から感謝を込めて。ありがとう。本当にありがとう。