こんな磁器はいかがですか?Bugatti Veyron Grand Sport Special L'Or Blanc
陶磁器というと先ず思い浮かべるのは何でしょうか?おそらく多くの方が、お皿、カップ&ソーサー、ボウルなどの食器をイメージされることと思います。それでは大きな陶磁器といえば?おそらくTOTOのバス、トイレ、キッチンなど水回りの陶磁器製品ではないでしょうか?私もそうでした。それが2011年、私はあるものの登場に目を見張りました。それはブガッティ・オートモビルズが発表し、2011年フランクフルト国際モーターショーで公開された世界初、世界に1台の磁器仕様の車です。ドイツの磁器メーカーKPM(ベルリン王立磁器製陶所)とのコラボレーションモデルで内外装に磁器が取り入れられています。価格は発表当時で165万ユーロ(約1億9300万円)。どんな車かというのは貼り付けたYou Tubeでご確認を。いかがですか?焼成で収縮が起きる磁器だけに驚くべき技術だと思います。 「我々は世界最速の磁器を作りました。」製作に携わったKPM ヨルグ・ウォルトマン氏の言葉です。ブガッティといえば購入に当たってオーナーになるための詳細な審査があることでも知られます。そんなブガッティのこだわりがとことん感じられる車でした。私はこの陶磁器の車を目にした時、ふと思いました。ガラスの車があればいいのにと…。例えばフランスのBaccarat(バカラ社)。「アルクール」のイメージでバカラのカラーで再現できるトリコロールカラー(青・白・赤)の車はいかがでしょう?(←あーっ、私がデザインしたい!笑)バカラはフランス最優秀職人(M.O.F.)を多く輩出し非常に技術力が高い企業ですから、できなくはないと思うのですが…。KPMは私の好きな陶磁器メーカーの一つでこの日記にも何度か写真を載せましたが、その一部。KPMではこんな磁器を作っています。January 20, 2006 王自らが采配をふるった、Berlin KPM NEUGLATT July 18, 2006 Berlin KPMの白磁 ヴィーナス March 7, 2010 KPM軍需用の磁器May 5, 2010 今ようやく意味を知りました KPMベルリン