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いわずとしれた孫子の兵法の孫武のドラマ。ただ孫武の個人的な活動の記録は少ないようで大体は創作同然のようです。
特に宮中の美女180人を指揮するときのお話は有名。兵にあたる女性たちが指揮に従わないという理由で孫武が隊長の役目の姫二人を処刑してしまうのですがこの史実性が疑われているようです。 確かに別のお話でも軍規に従わなかったということで処刑にしようとしたり処刑したというお話はあるのですがそれはリアルな軍隊でのお話で処刑しなければ顔がたたないというのっぴきならない現実があってこその話しです。たかが訓練で隊長の管理不足を理由に切り捨ててしまうというのはちょっと非現実的な感じですし実際の兵隊ではない女性にたいしいきなり処刑を適用するなどというのはどうにもげせません。実際兵隊として訓練されていない女性たちが最高位の地位にある女性がいきなり処刑されてしまって平静でいられるとはなかなか思えません。泣き叫んで右往左往するのがおちな気がします。 まぁそこは日本で言えば縄文弥生のころのお話。8割がたはファンタジー同然かと思います。孫子という名前は早くから知っていましたがいつの時代のどこの国の人でどんな功績を上げた人なのか全然しりませんでした。でGyaoで中国の歴史ドラマをみているとどうも呉と越のお話の中で登場してくるドラマがあり初めて呉の将軍だったと知りました。 ただ呉王闔閭が亡くなってしまうと孫武はどうもほとんど登場しなくなってくるようでどうにも存在感が希薄です。本は無茶苦茶有名ですが孫武本人は歴史的にあまり存在感がないというちょっと奇妙な人です。 それで孫武本人のドラマということで期待したのですがやはり史実性はあまりなくかなり創作的なドラマのようです。ただ始めの数話を見たところお話としてはよくできていて二人の姫の処刑でもこんなものだという気合がよくでていて文句のいいようがありません(笑)。監督や製作者がけっこう優秀で歴史文学ドラマとしては良くできていると思います。闔閭や夫差。孫武の奥さんのちょっと嫌味なところなど人物描写はよくできていると思います。
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Last updated
2013.07.28 20:56:21
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