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途中から見始めたので最初の設定がわからないのですがまぁその設定からして滅茶苦茶というか奇想天外というかかなり自分勝手な設定だろうと思われます(笑)。今32話のところまできています。全38話ですからあともう少しのところかと思います。
でもって殷と周が戦争をしはじめたのですが人間の兵士の戦いと思いきやなんだか道士というか仙人同士の戦いになってきて仙人のボスまで出てくる始末。双方のキャラがやられるたびに別のキャラが登場してまるでゲーム感覚。漫画にしやすいストーリー展開かと思います。 西遊記のような確固とした経典取得物語としてのストーリーからみるとちょっとハチャメチャしすぎているように思いますがドラマの展開が次々と進展していくので仙術ドラマとしては悪くありません。というかファンタジーとしてはかなり面白いと思います。 しかしこんなに仙人が強くては軍隊に何の意味があるのかと思うぐらいです。優秀な仙人一人いてほかに仙人がいなければ人間の1万の軍隊でもかなわない印象。それで仙人同士の戦いになるのでしょうが明の時代という年代を考えると発想力がすごいですね。いまでこそ日本の漫画でもこういっただんだんと敵が強くなっていく戦闘アニメはいくらでもありますが明の時代にそういうストーリー展開の形を作り上げていたのはさすがです。様々な王朝ができては消えていった歴史がこういう発想力豊かな小説ができる土壌になっているのかもしれません。 ただ面白いことは面白いのですがここまでくるとファンタジーな神仙ドラマとなってしまいますので文学性というと漫画なみの評価になってしまうのはいたしかたないというところか。読んで発想を楽しむ、ここでは見て楽しむドラマかなと思います。子供の時代にこの小説を読めば空想好きな少年になってしまいそうです。
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Last updated
2013.09.17 22:19:06
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